”やちむん” 奈須重樹 from オキナワ
沖縄を拠点として活動する「やちむん」こと奈須重樹氏のライブに先日行って来ました。会場は沖縄系のアーティストも多数ライブを行う、名古屋のOkinawa A sign Bar「KOZA」
<やちむん・奈須重樹>
1991年結成。沖縄の様々な事柄、特に身近な物をテーマやモチーフにする事に関しては追随を許さない独自の観察眼を発揮してきた。楽曲の全てを手がけるのは、宮崎県出身で在中28年目の奈須重樹(ボーカル・ギター)。トリオ~バンド~デュオと変遷を経てきたが現在は奈須のソロユニットとして活動中。「やちむんは本土と沖縄の風景の落差、そして沖縄自身の風景の変貌、その2つの動差を同時に感じることができる十文字の立場にある。そこに彼の歌が生まれ る必然性があるのだ。やちむんのスウィートなノスタルジックな歌声からは、湿気った雨上がりの道路の匂いや、海辺の生ぬるい潮風、あるいは曇った国際通り といった景色が、そして遠くに本土が見える。(パール兄弟/サエキけんぞう)
温かい気持ちになる優しい唄を歌うシンガーソングライター奈須重樹。失われた古き良き、素朴な日本のノスタルジーを感じさせてくれます。今年デビュー20周年を迎え、現在は一人でボーカル&ギターを担当する奈須さんのホンワカしたトークも心温まります。ギターにはL.R.BaggsのM1、そして写真にはありませんがPara Acoustic D.I.を使用しています。他にDual Sourceの付いたギルドギターも使用していますが、最近は全国どこへ行くときも、今回のライブと同じ機材だそうです。(下の写真は今回のライブ)
デビュー20周年を記念した首里劇場で録音したライブアルバムが4月頃に発売の予定とのこと。今回個人的には彼のライブを見るのは3回目でアコギのピックアップやプリアンプの相談を受けたりアドバイスをしつつ早10年余り。今後も沖縄の青く透き通った空と海のようにワンアンドオンリーの活動とさすらいの旅が続いて行くと思います。興味のある人は「やちむん・奈須重樹」オフィシャルサイトでチェックしてみてください。ライブ後に筆者と。
やちむん 『そばとロックの日々』