L.R.Baggsピックアップ取付けはフル稼働!
ライブの季節ということもあってか、連日L.R.Baggsのピックアップの取付け調整に追われています。
取付け自体は木工技術の経験があればできますが、ブランド/モデル/新旧の年代、など1本づつ異なったギターコンディションに合わせての調整はかなり難易度が高く、多くの経験を積んだリペアマンの熟練した経験が必須となります。
ピックアップには、アンダーサドルタイプ、マイク、コンタクトタイプ、マグネチックタイプ、デュアルP.U.タイプなどの種類があります。取付けるギターそのものの鳴りや、ソロ、バンドなどの用途、それにサウンドの好みなどでピックアップを决定します。L.R.Baggsの特約店また当社ではあらゆるご相談にお応えしています。
各弦の出力バランスが整い、最適なセットアップができるかで、大きくそのサウンド・クオリティも変わってきます。
サドルの形状や傾き、サドル材によるサウンドの違い、ブリッジ溝の形状と傾き面の精度、弦とサドルの角度、など。あげるときりがないですが、ギターごとの色々な要因を細かく理解把握し、最善の調整を進めて行きます。
(下の写真参照)
こちらはアンダーサドルのElementとマイクTrueMicの2系統を使用する、いわゆるデュアルピックアップタイプの最高峰のAnthem。
生ギターのレコーディングでは通常オンマイク、オフマイクの2系統を使用しますが、そのアイデアを一番最初に取り入れたのは、L.R.Baggsが最初のメーカー。約20年ほど前にデビューしたその当時のモデルDual Sourceをベースに、改良を加えた最新バージョンがAnthemです。
サウンドホールに取付けるAnthemのプリアンプはボリューム、ミックスバランス、プレゼンス、フェイズスイッチ、バッテリーチェックなどがコンパクトに配列されています。
今週当社で熟練のスタッフが取付け調整したギターの一部をご紹介いたします。
・Martin 00028/Anthem
Anthem Preamp Control/デュアルピックアップシステム
Volume, Mix, Phase, Presence, Battery Check
・Martin D28/Element VTC
Element VTC/アンダーサドルタイプ(製法特許)
Volume, Treble
・Taylor 214 / M1 Active
M1 Active / マグネチックタイプ
Volume Control
・Antonio Sanchez ガット/Lyric
Lyric/ギター内ブリッジ下にセットするマイク(Pat.P)
Volume, Presence
・FGN FUP-TTウクレレ/Five-O
Five-O/ウクレレ専用のアンダーサドルピックアップ
Volume Control
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