NAMM2015- PJBアンプはいつも予想の上を行く!
PJBで一番人気の小型アンプといえばBass CUBですが、その小型さゆえにストリートで使いたいという声もありました。
ストリートでアンプを使う時に困るのが電源。それを解消するアイデアを搭載したBass CUB派生モデルが展示されていました。
こちらがそのモデルOTB-100。Bass CUBと同じボックスなので一見Bass CUBに見えますが、こちらは1チャンネル70W。チャンネルが減ってパワーも若干下がってますが、このアンプの特徴はそれだけではありません。
このアンプはACアダプターで駆動するのですが、ACアダプターだけでなく、PC対応の大型モバイルバッテリーでも駆動できるところがポイント。市販のモバイルバッテリーを購入し、変換プラグで接続すれば、AC電源要らずのモバイルアンプに変身するのです!これにはやられたって感じ!
バッテリーを収納するためのバッグが後ろについています。ここに市販のモバイルバッテリーを収納します。
チャックを閉めてバッテリーをスマートに収納。
でもPC用のモバイルバッテリーでベースアンプが鳴らせるのか、という疑問も起きますよね?実際、NAMM前にPJBからこのアンプの情報が来た時は、バッテリーは緊急用か、サウンドもあまり期待できないかな、と思ってました。
ところが、会場で鳴らしてみると、さにあらず。なかなかにパワフルでクリアかつバランスの良い音で鳴るではないですか。音量的にはBass CUBぐらいですが、ちょっとしたライブなら十分な音量。これは予想外!こんな良い音で鳴るモバイルベースアンプは市場に無い気がします。実は回路はデジタル制御で、スピーカーも新開発。写真に写ってるような大型のバッテリーなら、スペック上6時間以上稼働できるそうです。やっぱりPJB、また驚かされてしまいました!
今月中に日本にもサンプルが届く予定なので、また詳しく案内させていただきます。