被災地でセンチ瀬川氏がBriefcaseを使って …
PJBのBriefcaseを愛用する
センチメンタル・シティーロマンスのベーシスト瀬川氏が
震災被災地で演ったライブ・レポートが届きました。
——- 以下、原文のまま記載させてもらいます。——-
今回は釜石と、陸前高田での慰問演奏の話を頂いたので、快く引き受け、現地で演奏をして来ましたが、なんと言っても、所謂ライブハウス等が無い場所での演奏になるので、演奏の環境の確保がとても重要であり、一つの課題になりました。
PAシステム用には、一つ発電機を借りる事が出来たのですが、ベース・アンプを繋いでの演奏となると、どこまで電力の安定が保てるかが、微妙なところだったので、フィルジョーンズのブリーフケースを使う事に。
専用のバッテリーが無い状況だったので、色々サイト等で調べ、GS-YUASAの最新版のバッテーリを購入。純正で推奨していたものより若干大きいために、取り付けのねじを純正のものより長いモノに交換して、やっと落ち着いて使える様になりました!!
一日充電してから持って行ったのですが、2カ所での演奏、リハーサルを含めた約3〜4時間の稼動でも全く問題無く、新型のバッテリーの方が電池のもちが良くなっていとのことなので、今後、バッテリーで使用したいと思っている人には朗報かもしれません。(純正では一度の充電で3日くらいは大丈夫だったそうです。)
演奏としては、基本的にアコースティック編成ながら、ギターやヴォーカルが思ったよりパワフルに出ているので、この小さなアンプでどうかな?と心配したものの、しっかりとしたベース・サウンドを提供し続けることが出来ました。
演奏会場の、陸前高田の団地では「ここまで演奏をしに来てくれた人達は初めてです。感動しました。」等と声をかけてもらい、移動や演奏の疲れも一気に吹き飛ぶ爽快な気分に。
現地の様子としてはものすごい被害のある場所とそうで無い場所との差が激しく、実際に壊滅状態の村や町を見るまではあまりにも平穏な雰囲気で不思議な気持ちになりましたが、やはり深刻な自体の場所は多く、まだまだボランティアや物資が必要な場所があることを認識出来ました。
そして今後も、そういった中々ボランティアや演奏家等がこない場所に行って演奏活動を続けようという気持ちが強くなり、今後もバッテリー搭載のブリーフケースには活躍して貰おうと思っています。
写真:今回のボランティアチームバンドの皆さんとクレープ屋さん。↓
写真:演奏中に撮った写真。久々に生演奏を聴く、陸前高田の皆さん。↓
写真: 演奏中の僕とブリーフケース。バッテリーで堂々のベースサウンドを再生!!
写真: 一山超えた頃に突然表れる、津波の爪痕。↓
瀬川信二 (センチメンタル・シティ・ロマンス)
1975年札幌出身。センチメンタル・シティ・ロマンスの3代目のベース・プレーヤーとして活躍する傍ら、新旧問わず幅広いミュージシャンと様々なジャンルの音楽を制作、演奏している。チャップマン・スティックやコヤブ・ボードといったタッピング楽器の奏者としても活躍。現在はシンガーソングライター鈴木羊のアルバム制作をプロデュース中。センチのニューアルバムも今年8月にリリースが決定!!!
思っていても中々実行に移せる人は非常に限られていると思います。
瀬川さんそして他のミュージシャンの方もお疲れさまでした。
<センチメンタル・シティ・ロマンス近況>
特別ゲストに、竹内まりや、小坂忠、浜野謙太(サケロック)などが参加している待望のニューアルバム「やっとかめ」の発売が8月10日に決定しており、各地でライブが行われる。今後も瀬川氏やセンチメンタル・シティ・ロマンスの活動は要注目です。
▶センチメンタル・シティ・ロマンスOfficial Site
Special Thanx: OFFICE・ALIVE 新井清元
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