超小型ベースアンプ!"Double Four"レポ Vol.3
PJB Expressやこのブログで予告しているPJBの新プロジェクト”Double Four”。このDouble Fourは、当社JESのアイディアを元にした超小型の卓上プロベースアンプで、1回目のプロトタイプがようやく日本に到着しました!
到着したDouble Fourのプロトタイプと、右側にあるのはiPhone。なんとなく大きさが分かって頂けると思いますが実際小さいです。一般的な入門用の15Wクラスのアンプより小さく思えます。
このアンプの要は新開発でフロントに2機搭載の4″スピーカーに加え、後ろにはパッシブラジエターがスリット越しに見えます。このパッシブラジエターにより、サイズを超えた低音を生み出す仕組み。
パッシブラジエターで低音を補強しているとは言え、この小さいアンプで、本当にベース本来の音が出るのでしょうか?期待を込めてプラグイン!
とりあえず全てのコントロールをセンターにしてプレイしてみましたが、いきなり本格的な低音が出てビックリ。このサイズのアンプから出ているとは思えない、深くツヤのあるサウンドです。自分の弾いている音のニュアンスがしっかりと聞いてとれます。
4インチのスピーカーとパッシブラジエターという、小型ベースアンプではおそらく世界初の試みだと思いますが、予想以上のバランスの良さです。ちょっと低域を上げると、おおっ、出る出る、より深いベーストーンが、このサイズから出てくるじゃないですか。これはスゴい!
もちろんパワー感と音量は、サイズならではのものですが、それでも音像を崩す事なく、かなりの音量が出ます。場合によってはちょっとしたギグまでいけるかもと思わせるレベル。最初のプロトタイプでここまでしっかりとした音を作ってくるとは、我々の期待以上のデキに、さすがフィルジョーンズと言わざるを得ません。
コントロールは独立3バンドの2チャンネル仕様、リミッターと外部入力も備えています。このサイズの中にギリギリ収まっています。超小型練習アンプとしては、ちょっとオーバースペック??
驚愕のサウンドを鳴らしてくれたDouble Fourプロトタイプに、すっかり感心していた我々ですが、なんと、この後フィルジョーンズから突然の連絡があり、このまま進んで行くと思われたDouble Fourに予想外の展開が!
はてさて続きは、次回のブログで!
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