2種類のC4をセルフレビュー!
今日は当社2Fのジェイズスタジオで、ベースキャビネットの比較チェックをしました。比較テストをしたのは、レギュラーモデルのC-4と、同じキャビネットながらスピーカーのみが違うC-4 Light。
左: D-600ヘッド+レギュラーモデルの「C-4」キャビネット。
フェライトマグネット仕様の5″ピラニアスピーカーを使用。このスピーカーはロングセラーを続けるBriefcaseと同じもの。タイトでヌケが良く、音質だけでなく、このサイズから出ているとは思えない、音量と質感があり、いつもその素晴らしさを再認識させられます。(重量:13.16kg)
右は: D-600ヘッド+テスト用「C-4 Light」キャビネット。
この所、多くのベースアンプメーカーのキャビネットで使われているネオジュームマグネット仕様の5″スピーカーを4個使用。最大の利点はフェライトマグネットスピーカーと比べ20%ほど軽量化されること。音質はふくよかで温かいトーン。レギュラーのC-4と比べ、明らかにサウンドディレクションが異なった個性を持っています。(重量:9.7kg)
このC-4 Lightはあらたに販売するモデルではなく、比較用としてあらためて入荷したキャビネットです。C-4キャビネットの開発時にも比較していたC-4 Lightですが、Phil Jones氏の選択と決断が現在発売中のC-4です。このようなテストを随時行いながら、日本でのテストも考慮してもらい製品開発が日々行われています。
筆者は来週久しぶりにPhil Jones氏を訪ねてPJB Factoryを訪問の予定です。今年1月にNAMMショーで発表のD400ヘッドの最終形ができているのではと思います。関連情報をお楽しみにして下さい。