2016NAMM速報 – ベーシストための画期的モニターとは?
NAMM会場のPJBブースでデモ演奏する今沢カゲロウさん。この写真には、PJBが提唱する、ある画期的なプロダクトが写っています。お分かりになりますか?
正解は、写真左のPJBという黒い丸のロゴの中央部あたりに浮かぶ超小型のスピーカー。その名もEarBox。ベーシストがどんな環境でも、正確に自分の音をモニターできるように開発された、超小型モニタースピーカーなのです。
ベースアンプからの拡張スピーカー端子を接続し、中高域を中心としたクリアな音を至近距離でモニターできます。たとえ本体のアンプが離れていても、正確に自分の音をモニターできるという今までにない画期的なアイデアです。もちろん重低音は出ないのですが、低音になるにしたがい無指向性になるという音の特性を活かすことで、このスピーカーから、さもフルレンジで音が出ているように聞こえます。
新開発の2.5インチスピーカーを2基搭載、ハイインピーダンスで、本体のスピーカーの出力に影響を与えない設計。マイクスタンド用のネジ穴があり、簡単に設置できます。
使い方を含め、製品パテント申請中とのこと。
黒いボックスのバージョンがこちら。
この様に自分のすぐ側に設置してモニターできます。熱心に音を確認するのは、セッションプレイヤーのNelson Rios。
ブースを訪れたのはネイザンイースト。早速フィルジョーンズ自ら熱心に説明していました。その画期的なコンセプトに熱心に聞き入るネイザン。
ぜひ自分のスタジオでも試してみたいというネイザンは一台持ち帰ることに。
このモニターもショーでのコンセプトモデル。今回のショーでは、意欲的なコンセプトモデルのラッシュに、興奮を隠せないPJBのブース。まだまだ紹介するモデルがありますので、この後のブログにもご期待ください。