Bass Linerレビュー続編 by 西本圭介氏。
少し前にこのブログで紹介した広島在住のプロベーシスト西本圭介氏のHAO Bass Liner続編レポートが届いたので原文のまま紹介させてもらいます。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
今日は広島の某所で、あるプロジェクトのベース録音をしていました。
楽曲は僕をイメージするようなMETALやハードフュージョンのようなのではございません。出来上がりが楽しみです。
今回の機材はベナベンテベースとこのHAOのBASS LINER というプリアンプだけです。
こういうプリアンプは音をブーストするような使い方を連想されるでしょうが、今回はベースの特定周波数をカットとブーストするために使いました。みて頂ければ分かるように、ローとローミッドをついて、ハイはカットしました。僕のベナベンテは元気の良い音過ぎなので、ちょっと昔のベースのようなデッドな音にしたいと思って調整しました。
ローノイズで本当に良いプリアンプだと再認識しましたが、ちょっと難点もありました。良い良いを連呼すると商品の宣伝だけのように思われるので、率直に思うことは書いていこうと思います。
出荷時のバッテリーで数時間はテストをしていましたが、今回の録音中の本当に良いテイクが録れていた最高の部分でいきなり無音状態に…..(T_T)
本当にびっくりして初めては録音機器のほうの問題かと思いましたが、結果はバッテリーが死んだということでした。全く前兆がなくいきなり無音になったことは、あまり経験が無いことだったので、驚きです。他のプロの方のインプレッションでバッテリー駆動時間が短いということは書かれていたのですが、やっぱりという感じでした。この経験からこれを使う時は絶対にACアダプターで駆動させようと思いましたね。または外付けの大容量バッテリーは必要と思います。
音に直接関係ないことでありますが、購入検討されている方やすでにお使いの場合は、ぜひ本番で失敗しないように参考にしてください。
(JESより注:プロ用アウトボードに匹敵する高品位なサウンドクオリティと余裕のヘッドルーム確保を実現する為に9〜18VのACアダプター電源を前提として設計。 9Vアルカリ電池でも約5時間の使用が可能。→詳しくはHAOのサイトで)
今日は録音が終わってからバイクの修理です。
(注:西本氏はハーレーのファンサイトを立ちあげてしまうほどのバイク好き。そのファンサイトはこちら)
エンドレス故障という感じですが、スロットルワイアーが千切れかけていて、切れる一歩手前だったので、交換です。今はケーブルを手配していて納品待ち。ころばぬ先の杖ではないですが、ちょっとでもアクセルのレスポンスがおかしいと必ず点検するようにしていますが、ツーリング中にブチっといかなくて良かったと胸を撫で下ろしています。
ということで、今回の録音中の無音状態の失敗もですが、常に故障や失敗を回避する準備とか点検とかそういうのが大切だと思う今日このごろです。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
同内容のレポートは西本氏のブログから引用させてもらいました。