NAMM直前のTOM ANDERSON GUITAR工房
NAMM直前で大忙しと思いきや、
いつもの良い意味でマイペースのトムアンダーソン工房。
今週から始まるNAMMショーで新たに2モデルが初お目見えとなります。その内の1モデルが下記の”RAVEN”。
RAVENはトム自身が見本を1年以上モニタリングして採用されたモデルで、昨夏より一部アメリカのお店でテスト販売。また数々の著名アーティストの共演で知られるTim Pierce が使用する等、すでにNAMMショー前から脚光を浴びているニューモデル。
見た目と違って以外とボディが大きいジャガーやジャズマスターをトムアンダーソン流に小型化。ストラップ使用時にネック位置がストラトよりやや遠い位置に設定。そして長時間でも肩に負担がかからない為の軽量化。選ぶ材にもよりますが3kg前後と思われます。
上記はSparkle Orange。下記はOlympic White。
ピックアップは基本的にP90タイプか同ピックアップのカバーを50’s風にアレンジしたHQシリーズでハムキャンセルタイプのシングルコイルP.U.。VolumeとToneのシンプルなコントロールにシリーズ/パラレルのミニスイッチ、またはこれに加え+4dBのブースタースイッチなどがスタンダードな仕様。
トムの隣でヤッターと手を挙げているのは当社営業担当トモ斉藤。
トム自身が1年以上自らモニターとして使っているこのギターのカラーはICE METALIC BLE。写真と同じ仕様のRAVENを日本向けに発注しました。入荷時期は5〜6月。
現在ピックアップ製作の専任スタッフは2名。さながらピックアップ工房のような部屋のスペースで製作に従事しています。(ピックアップのカタログpdf)
RAVENのコンセプトに合わせて開発されたPHシリーズのピックアップはネオジューム・マグネットと2つのコイル持つトム独自のもの。煌びやかなハイと豊かなローが特徴のトーンです。
次に紹介するのは一見レギュラーモデルのDROP TOPに見えますが、
実はトム初の24フレット仕様でモデル名は”ANGEL“。
下のモデルのカラーはTiger’s Eye。6弦側の一番深い所が19フレットあたり、1弦側カッタウェイの一番深い位置はほぼ24フレットの位置で最終フレットまでスムーズなプレイが可能です。カッタウェイが深くなったので通常のDrop Topと比べシャープでアグレッシブなイメージです。
上の写真のTIGER EYE、下の写真のCAJUN REDの各1本を先行発注をしました。価格も含む詳細情報はナムショー後にさせてもらいます。
ANGELはまだトムのサイトにも写真がアップされていないニューモデルで、昨秋より一部USAディーラーで発売を開始し評判となっているモデル。以前から日本でもリクエストの多い24フレットモデルがいよいよ製作開始されました。ナムショーで初お目見えのモデルとなります。
上はANGEL, CAJUN RED。下のROY(Sales&Product Specialist)が持っているのはAtlantic StormフィニッシュのANGEL。ANGELはDROP TOPとほぼ同様ですが、ピックアップはピックアップリングなしのダイレクトマウントのみとなります。
NAMMショーに来られる方はこのあたりを注目して展示ギターをご覧下さい。ショー会場より各展示モデルをご紹介します。
そちてこちらは番外編のニューモデル!
……. 失礼しました!
廃材利用のスーパーロングネックギター。
日本では希少のホンダELEMENT。1台はトム、もう一台はスタッフが所有。
今日ランチでトムと行った近くのハワイをテーマにしたレストラン “ISLANDS”で食べたハンバーガー。その名も”BIG WAVE”。お腹にドンと来ます。あ、それで、BIG WAVEってこと?
ナムショーは今週木曜からですが、一足早く明日水曜日から会場入りしてPJBのブースセットアップヘルプです。
ナムショーニュース続きます。