NAMM2014 -フィルジョーンズベース、新製品目白押し!
今年も始まりました、アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最大級の楽器展示会NAMM。今年は初日から例年以上の賑わいを見せている気がします。
まずはベースアンプメーカーPJBことフィルジョーンズベース。日本ではBass CUBやDouble Fourといった、小型ながら、プロレベルの強力なサウンドを鳴らすモデルが大人気。ここアメリカでもステージ用の大型アンプとは別に小型化の波は確実にトレンドになっています。
そんな小型アンプを全面に押し出したディスプレイ。Double Four, Bass CUB, そしてPJBを代表する小型プロアンプ、Briefcaseの3モデルが比較できるように展示されています。
そして今回、その代表モデルBriefcaseがビッグチェンジ。
リミテッドを含めて3モデルの展開になりました。
今までのモデルは、バッテリー内臓オプションが省略され、Briefcase Classic(ブリーフケース・クラシック)となる予定。そして、上位機種として、新しい回路、構造を取り入れたモデルが登場します。それが、
Briefcase Sginature(ブリーフケース・シグネーチャー:写真左)
Briefcase Ultimate(ブリーフケース・アルティメイト:写真右)です。
一見、同じように見えるのですが、最大の違いは背面にあります。
上位2機種は、背面にパッシブラジエターを備えて、より強力なボトムを作り出します。さらにパアーアンプも150Wと強力になり、スピーカーも新型に変更、これまでのBriefcaseのサウンドを踏襲するのがBriefcase Classicだとすると、UltimateとSignatureは、より余裕の音量とダイナミクスそしてパワーが特徴になります。ライブで使うには、こちらのモデルがお勧めになりそうです。
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そして、注目のプロダクト第二弾は、
超小型ベース用パワードキャビネットPB-100。
スタックされている上のモデルは、Bass CUB、しかも最近日本でも限定で発売されたばかりのBass CUBカーボンカラー。その下が今回の新製品PB-100です。
見た通り、サイズはBass CUBと全く同じですが、PB-100はパワーアンプを内臓したスピーカーキャビネットです。 Bsss CUBであと一歩音量が欲しいという場合に最適な拡張用のスピーカー、試してみましたが、音量が上がるだけでなく、音の透明度もグンと上がります。
その理由のひとつがスピーカーの違い。PB-100に使用されているのはBriefcaseなどと同じピラニアスピーカーで、フラットかつスピード感が特徴、Bass CUBの滑らかなサウンドをよりよく拡張してくれます。Bass CUBユーザー待望の一品だと思いますよ。もちろんBass CUBだけでなく、純粋なモニターとして使えますから、ほかのプリアンプと組み合せるもよし、ステレオでならすも良し、この小さなサイズとクリアなサウンドは、色々な使い方を考えたくりますね。
PJBの新製品、さらに続きます。