NAMM2015-PJBアンプからIgor Saavedraシグネーチャー!
日本では殆ど知られてない世界的なプレイヤーの中でも、かなり強力な実力を誇る、チリのベーシスト、Igor Saavedra/イゴール・サーベドラ。自身で考案した8弦ベースを操り、ベース、リズム、ハーモニー、メロディを一度に演奏する、驚異的なプレイヤーです。
ラテン系のミュージックシーンで、多弦ベースを使ったパフォーマンスの先駆者的存在で、ラテン系の国で多くの熱烈なファンとフォロアーを生み出しています。
そのイゴールのシグネーチャーモデルであるPJBの新アンプが登場する予定。
ヘッドとスピーカーを組み合せた、スタックタイプのアンプです。
出力は650W、PJBならではのフラットなトーンですが、NAMM会場で聞いた感じは、中音域によりねばりを感じるサウンドでした。もちろん彼の操る8弦ベースの音域を完全に再生する、驚異的にワイドレンジな特性はまさにPJBのアンプならでは。今時にありがちなデジタル回路ではなく、アナログ回路を採用し、良い意味で伝統的なアナログアンプの良さをしっかりと持ったアンプヘッドです。コントロールもシンプルで、Igorモデルというより、ストレートでかなり使い易いアンプとして人気が出そうです。
キャビネットは、5インチスピーカーが12個搭載された大型のキャビネット。幅広い周波数をフラットかつ、クリアに再生するために、12個ものスピーカーが搭載されているのが特徴です。
搭載されているスピーカーも完全に新作のスピーカーで、PJBおなじみの5インチですが、コーン紙、ラバー、マグネットと、新しいテクノロジーによって作られており、ディープなトーンながら、だるさを感じない、クリアかつクイックなレスポンスが印象的でした。
シグネーチャーモデルをNAMMで発表するMr. Phil JonesとIgor Saavedra。
日本でも販売される予定で、おそらく5〜6月月ぐらいになると思われます。価格と詳しいスペックはまたブログで紹介していきます。