L.R.Baggsのピックアップ取付けでリペアスタッフ大忙し。
L.R.Baggsのピックアップ取付キャンペーンが8月末で終了ということもあり、お盆休みに関係なく取付け依頼のギターが全国のL.R.Baggs特約店から送り込まれてきます。より良いサウンドでライブができるプレーヤーが増えて代理店である我々も嬉しい限りです。
今日取付け調整をしたいくつかのモデルをご紹介しましょう。
M1 Active / Yairi YW-K700VA
数あるマグネチックタイプのピックアップの中で、このモデルほどリアルなサウンドを出せるピックアップは他にないでしょう。しかもパテントの3Dボディセンサーのフローティング構造で、ボディ内ののエアーサウンドをも取り込みます。さらに多めのエアー感とボディタッピングサウンドが欲しいプレーヤーにはM80をおすすめします。
Dual Source / Gibson J-45 Vintage
1970年代より、アコースティック・ギターのレコーディングでは2つのマイクを使い、12フレットに向けて近接セットするON Mic.と自然なエアー感を取り込む為、やや離れたところにマイクをセット(OFF Mic.)し2つのマイクをミックスするのが常道のパターン。この考えを取り入れ世界初のデュアルピックアップシステムとして世に送り出されたのがDual Sourceです。アンダーサドルのElementピックアップとボディ内にセットするコンデンサーマイク、専用のプリアンプの構成で、そのリアルなサウンドは必聴です。(下の写真はボディ内にセットする専用プリアンプ)
Dual SourceのボリュームとMIXは手元のコントロールで行います。
LYRIC / Gibson LG-1
LYRICは独自の構造と音響理論に基づいたパテントを持つマイクシステム。ブリッジの裏側のサドル位置に取り付けるのが基本。ややオフセンターの位置に取付けエアー感を強調するといったセッティングも可能。シンプルな構造とマイクでピックアップしているナチュラルなサウンドで現在トップモデルの一つとなっています。写真では見にくいですが、サウンドホールでボリュームとプレゼンスの調整ができます。
ELEMENT VTC / Asturias EC-Custom
現在アンダーサドルタイプで最もポピュラーでユニーバーサルなモデル。どんなギターにもオススメできます。ボリュームとトーンは手元でコントロールが可能。レギュラーのElementとの違いは、トーンがついていることと、ビルトインコンプが入っていることです。コンプは気が付かないほどの自然なかかりですが、激しいストロークでもサウンドが破綻することがなく、ナチュラルで心地よいダイナミックレンジを確保することができます。
ANTHEM SL / Headway HN-AR
Dual Sourceと同コンセプトですが、Anthem SLは、新しい技術とパテントのTrue Micを取り入れたデュアルピックアップシステムモデル。アンダーサドルのElementピックアップは網状でフラットな面を持つL.R.Baggsの特許製品で、サドル底面に確実にフィットしギターの持つベーシックなトーンをピックアップします。
FIVE-O / Kamaka Ukulele
ウクレレ用専用にダウンサイジングしたElementピックアップを使用。上のAnthem SLで説明した用にサドル面とのフィット感は抜群でウクレレ本来の生鳴りとトーンを忠実にアウトプットします。
このKamakaのウクレレはオールKOAボディのビンテージモデル。これぞウクレレと思わせる魅力的な王道のサウンドです。
その後も連日内外の色々なブランドのギターにピックアップの取付けが続きます。様々な組み合わせのパターンで我々も多くの事を日々学んでいます。さあ、次はどのブランドのどのモデルにどのピックアップを付けるのか?非常に楽しみです。
L.R.Baggs製品のカタログを無料でお送りいたします。
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