ベーシストのための新感覚モニタースピーカーVol.1
昨年から開発を開始、NAMM 2016でも話題となった今までにない新感覚のベーシスト用モニターシステムEARBOX/イヤーボックスがいよいよ発売間近です!NAMMショーのあった今年の1月以降何度かニュースとしてお伝えしていますが、新たに開発の経緯も含め説明させてもらおうと思います。
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<開発秘話 … EARBOXって何?>
Phil Jones氏がバンドでベースを弾いていると、
いつも同じような問題に直面。
それを解決するにはという発想が
開発をスタートするきっかけとなりました。
それはベーシストのライブ時の共通の悩みで、
自分のベースの音程が聞き取りにくいという事実。
ライブ中に自分のサウンドが聞こえない時は、
指向性が狭い高域特性の関係で音程が分かりにくくなります。
この帯域のサウンドを補い自分のサウンドを、
より心地よく把握することを目的に作られたのが
モニタースピーカーEARBOXです。
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以下、セッションベーシスト池田達也氏からレポートです。
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色々と試した中で、一番良い感触が得られたのでご報告いたします。
ウッドベースのマイクの音を一旦PAに送り、モニター・スピーカーの代わりにEAR-BOXを使ってみたのですが、凄く良い感触が得られました。
先日も東京銀座のヤマハホールで演奏したのですが、残響の長いクラシックホールという環境においても抜群のモニター環境を得る事が出来ました。
耳元でベースのモニターが出来るので、ベースアンプ側のヴォリュームを抑える事が出来る事に加え、足元にモニター・スピーカーを置く必要がないので、低域がスッキリするように感じられました。PAエンジニアからも「全体のバランスがまとめやすい。」との声が聞かれました。
ヤマハホールのスタッフにもベースを弾いている方がいらっしゃり、貴社のブログもご覧になっているそうで、「これが噂のEAR-BOXですか!?」と興味津々のようでした・・・。また、ウッドベースと Session 77の相性も良く、共演者やスタッフ、周囲の評判も上々で、PJBのアンプの”音抜けの良さ”に、舞台監督も感心していました。
上記のコメントを頂いた池田達也オフィシャルサイトはこちらから。
EARBOX/EB200 イヤーボックス・SPEC
・寸法: 17(H)x9.5(W)x14.5cm(D)
・重量:1kg
・周波数特性:250Hz – 20kHz
・インピーダンス:1MΩ@30Hz、24Ω@5KHz
・入力端子:スピコン端子(ノイトリック製)
・発売時期:2017年1月
・価格: OPEN 実勢価格¥22,500