池田達也氏、Bass CUB2について大いに語る
PJBヘビーユーザーの池田達也さんから、PJBの最新モデルBass CUB2のレポートが届きました。
プロの視点からの、とても参考になるレポートなのでぜひご一読下さい。
PJB BASS CUB 2ですが、コンサートやライブの現場で
”イイ感じ”で使わせて頂いています。
先日も某大御所女優さんのコンサートで
エレキベースとウッドベースの両方でBASS CUB 2を鳴らしたのですが、
程よい音量と低域が得られ、実に快適に演奏を楽しむ事が出来ました。
CUB 2は周囲の音が大きい時にこそ、
その真価が発揮されるようで、
従来の CUB よりも明らかに”音ヌケ”が良く、
騒がしい環境でもモニターがしやすいと実感しました。
共演のミュージシャンや音響のスタッフからも、
「小さいのに凄くイイ音がする!」
「サイズからは信じられないほど、迫力のある音がする〜!」なんて声が聞かれました。
実は、事前に今回の音響のスタッフから、
「このホールはローが溜まりやすいんで、
ベースアンプやキック(バスドラム)の音が大きいと、
全体のサウンドにも悪影響が出るんです・・・。」
なんて話を聞かされていました。
ならば、ちょうど良い機会だと、最新のCUB 2を持ち込んで鳴らしてみたところ、
音響スタッフから「問題なし、バッチリです!!」との返答が得られました。
ベースだけにフォーカスするなら、
大出力の大型ベースアンプ(以下ベーアン)を鳴らした方が心地良いサウンドが得られる事は
重重承知しているものの、現場の規模や内容によっては
ベーアンの音量にシビアな現場もあり、
あまりヴォリュームを上げられない場合もあるのが実情です。
過去にはヴォリュームを気にするあまり、肝心の演奏に集中出来なかった事を
何度も経験しています。
そこで、小さな音でもメリハリがあって、音がヌケるベーアンの
存在が欠かせなくなってくるのですが、
そんな状況にぴったりなのが、CUB 2 や小型キャビのBC-2です。
実際に両者をコンサートやライブの現場で使ってみて、
ますます手放せない存在になったと痛感した次第です。
演奏する音楽ジャンルや世代とも関係するのでしょうが、
当方の周囲では機材の小型化が進んでいて、
以前と比べPAシステムですら小型化している状況を鑑みると、
今後は更にCUB 2 やBC-2を使う場面が増えていきそうな予感がしています。
(もちろん、許される限りは大型のシステムも使いたいのが本音ですが・・・
低音の回りや、音量の問題など、プロの現場ならではの貴重なお話。Bass CUB2は小さいながらプロの現場でもしっかり使えるモデルという事実を垣間見たレポでもありました!
Bass Cub2:100W, 2 x 5″, Black or Red.
さらに詳しく:PHIL JONES BASS / BASS CUB2製品情報
BC2* 150W, 8Ω, Black or Red
さらに詳しく:PHIL JONES BASS / BC2製品情報