東京スカパラ
日本でスカを広め世界中のフェスでも活躍するバンドと言えば東京スカパラダイス・オーケストラ!
当社企画運営するリハスタJ’z Studioでも常設のPJBフィルジョーンズのベースアンプを使用しているベーシストの川上さんを訪ねて昨日、大阪森ノ宮ピロティホールで行われたライブに行って来ました。
下はリハ中の東京スカパラ。ギター、ベース、キーボード、パーカッション、そしてスカの要の4本のホーンセクションとなると、サウンドチェックも結構時間がかかります。
サウンドチェック中のベースの川上さん。使用するベースは’60年代のジャズベ、最近のプレシジョン、そしてアリアのアップライトベース。
ベースアンプヘッドはPJBのM300、スピーカーキャビは6T(上)に12Bのボトム。6 x 5″の6Tはピラニアスピーカーで輪郭がはっきりとして川上さん自信のモニター用。下にあるキャビ12B(12 x 5″)はネオジュームマグネットを使用したウォームなサウンド。
使用するヘッドはSuitacaseと同様に5-Band EQ付きの独立2チャンネル仕様。左のチャンネルをソリッドボディのベースに、右のチャンネルをアップライト・ベースとして使用。
このところベーシストも2極化してきているような…体を揺さぶるような重低音と大音量を好むベーシスト、または、音量よりも音質、自分のモニタリング環境、バンドのアンサンブルをより重視するベーシスト。PJBのベースアンプ好んで使用するアーティストの多くは明らかに後者のタイプでしょう。ライブではベースアンプからのラインをP.A.からという音作りが一般化して来たことを考えると今後この2極化はさらに顕著になってくるかもしれません。
− その他機材 –
ドラムのセットアップはちょっと変わっていて、左のフロアタムが14″、右のフロアタムは16″、基本的に左でハイハットを叩き右でスネア。本来左利きなんでしょうか左側にシンバルを多くセットし主に左手でシンバルを叩いていました。シンバルはパイステ、スタジオ用に考慮中でちょっと気になっている小出のシンバルもセットされていました。
パーカッションはコンガ、ティンバレス、カウベル…..その他、小物パーカッション多数。
ギターは意外にも大音量でFenderのVibro Kingにエクステンションキャビとマッチレス。
キーボードは全体が見えないですが、Hammond、RolandのV-Pianoと他に2台、オルガンサウンドはやっぱりこれですね、レスリーを使用!
とにかく東京スカパラは大所帯!ステージに並ぶ色んな機材を見ながら一人機材ツアー?名古屋からの日帰りでライブは見れなかったですが、当日はチケットがソールドアウト。さぞかし盛り上がったライブになったと思います。