BASSNINJA 今沢カゲロウLive & Clinic
世界各地をベース1本で渡り歩き、年間200本以上のライブをこなすベーシストと言えば、この人以外にいません。BASSNINJAこと今沢カゲロウ氏。
当社運営のJ’z Studioの7周年のイベントとして、今沢カゲロウ氏のLIVE & CLINICがスタジオ別館のJ’z Westで3/23日に開催されました。
当日使用した機材の内、まずは1988年から使用しているという今沢さんフォロワーではお馴染みのMoonの6弦ベース。
こちらはMIDIコントローラーのNOVATION, Launchpad S。
Keith McMillen InstrumentsのSoftStepというMIDIフットコントローラーなのにUSB接続ができ、PC以外にもiPadでも使えるユニークな製品。
使用アンプはPJBのM500ヘッドに8T+16BのキャビネットにRoland JC120。
PJB製品は5″スピーカーの特徴である早いトラッキング・スピードと広い再生レンジを確保できるため、今沢さんのような速弾きでしかも音程の高低差をフルに音楽に取り入れているプレーヤーには理想のアンプといえるのではないでしょうか。
今沢氏もそのあたりが非常に気に入っている点で、モニターをしてもらっているBass Cubを中心に今後色々なシチュエーションでPJB製品を使用する機会が増えてきそうです。
LIVEプレイはフレーズをループさせつつベースをトリガーにしてリズム・セクションを追加したり、まさに変幻自在のライブ音楽を創造して行きます。今沢氏の音楽は曲ごとにどのように始まり、どのような展開になるかは全く想像できない楽しみがあります。
展開予想が不能なプレイに反して、ライブの合間のクリニックは非常に分かりやすく、指弾きのテクニック、スラップの考え方や指の使い方などの実践的な説明に皆熱心に耳を傾けていました。
そのほかにも人間メトロノーム、各地に生息する昆虫と音楽の関係など、非常に中身の濃いLIVE & CLINICでした。今後PJBのイベントなどでもコラボで登場してもらう機会があるかもしれません。
今沢氏お得意のBASS忍者ポーズを!真面目な顔で笑ってはいけないそうですが、今沢氏&筆者Jesともにうっすら笑ってますね。
終了後に参加したプレーヤーの方たちとの記念写真。