パリのエスプリ!Et Vie Danseの素晴らしいパフォーマンス
このブログでも何度か紹介していますが、ジャンルというか芸術の枠を超えたバンドEt Vie Danse/エヴィダンスの公演が名古屋Doxyで行われました。
フランス在住の3人、マイム俳優“奥野衆英”、ギタリスト“前田智洋”、パーカッショニスト“駒澤れお”による、まったく新しいスタイルのバンド。ギターとパーカッションによる音風景の中で、マイムによって様々なショートストーリーが展開されていきます。
思い出のワンシーンをロマンティックに表現したかと思えば、初出産に立ち会ってアタフタする夫をコミカルに演じてみたり、喜怒哀楽を言葉なしに十分に感じさせてくれるマイムの表現力と音楽の化学反応をたっぷり味わえます。普通のバンドライブでもなく、演劇でもなく、もちろんミュージカルでもなく、まさに新しいアートといえる素晴らしいステージ。昨年末に結成されたばかりのバンドなのですが、これからどんどん人気が出てくるのは間違いと思わせる、質の高い内容でした。
マイムが入らないコーナーではギターとパーカッションの迫力あるバトルや、パーカショニスト駒澤れお氏の原点ともいうべき、アフリカンミュージック演奏もあり、終止飽きさせない展開。
演奏された曲のほとんどを書いているギタリストの前田知洋氏はゴダンのMultiac Nylonを使用。ガットギターの音色にシンセギターサウンドをさりげなくミックスしながら、詩的な音風景を作り上げています。アンプはAADのSuper CUB。アコースティクトーンをクリアに表現するプロ仕様の定番アコギアンプです。
おまけ。公演終了後、Et Vie Danseの3人とJESスタッフでパチリ。
<Et Vie Danse(エ・ヴィ・ダンス)>
パリ発、楽団の新定義。音楽、リズム、マイムが呼応し合い、心に印される世界を作り出す、フランス在住の3人によるバンド。
世界ツアーを遂行した「前田智洋・パリ・コネクション」、「ナイチンゲールス」などの
「ライオン・キング(劇団四季)」での14年間のオーケストラメンバーをはじめ、槇原
マイムは沈黙の詩人マルセル・マルソー直系、「音を視覚的かつ肉体的に描写することで
そして人生は踊る!