Floyd & Shinji Back to the Country Live Show
8/24日、Floyd & Shinji Back to the Country Live Show Tour @music_bar_armadillo に行ってきました。アメリカはカントリーの聖地、ナッシュビルと日本をまたにかけて活躍中のFloyd Vanlanighamとコヤブボードを代表するベース奏者、瀬川信二に加え、バイオリンとベース奏者の子安文が中心となったカントリーグループ。
カントリーは軽快でスピード感のある曲が中心と思っていましたが、いまや特にアメリカでのカントリーブームはカントリーフレーバー、ロック、ポップスなどとのフュージョンで一般市民権を得て、特殊な音楽というイメージでは全くないようで、日本でのカントリーミュージックの勝手なイメージとは大分かけ離れているようです。この日のライブはスタンダードナンバーあり、Floydのオリジナルがあったりなど、自分自身のライブ体験上、目から鱗的な感じで最初から最後まで大いに楽しめた1日となりました。
子安文&Floyd on Violin。ドラム赤間慎。
このグループでは、FloydとFoomy(子安文)の2人がL.R.BaggsのViolin pickupsとプリアンプVenue DI.を使っています。L.R.Baggsの製品はアコースティックギター用の製品ばかりと思われがちですが、カントリー以外のジャンルでも色々な音楽で活躍するバイオリン用のピックアップではかなりのシェアと高い評価を得ています。この製品を使用するヴィオリニストにはMark O’Connor, Darol Anger, Jean-Luc Ponty and Sara Watkinsなどがいます。
子安文 on Violin
瀬川信二&子安文。スチールギター篠塚秀和。
カントリーミュージックならではのダンスも。
L.R.Baggsのヴァイオリン用ピックアップは定評のフランス製Superieur Despiau “Two Tree” メイプルブリッジに繊細な振動を拾うセンサーが埋め込まれていて、バイオリンの細やかなサウンドとダイナミクスを余すことなく表現することができます。アウトプットは専用のCarpentar Jackでヴァイオリンに傷をつけることなくセットしサウンドを忠実に出力します。( ….. と書いている筆者はヴァイオリンプレーヤーではないですが)その生々しい出力サウンドにはいつも驚きます。P.A.環境で使用するにはVenue DIなどのプリアンプが必要となります。
下記L.R.BaggsのUSAサイトにナッシュビルで制作したいくつかのビデオがありますのでぜひチェックして見てください。
https://www.lrbaggs.com/pickups/violin-pickup
・Floyd Facebbok:
https://www.facebook.com/floyd.vanlaningham.7
・瀬川信二
http://www.shinjibass.com/
・子安文
http://foomykoyasu.com/
皆さんお疲れ様でした〜!
左から:篠塚、瀬川、子安文、Floyd、Jes、赤間。