NAMM DAY1レポート:驚異の新マイクが発表されました – L.R.Baggs編
2013年NAMMショー、まずはL.R.Baggsのブースをざっくりと紹介。アコースティックギター用のピックアップメーカーとしては確固たる地位を築いているブランド。次々にいろいろ製品を出すことなく、毎年1、2製品をじっくり開発、完成度の高い製品群が高い評価を受けています。
ブースにはデモ用のステージがあり、各ピックアップのサウンドチェックができます。
昨年発表され、今も話題を独占しつづける画期的なマイク構造をもったAnthemシステムと、アコースティックギタリストの間ではもはや完全に定番となったプリアンプ、Venue D.I.とPara Acoustic D.I.。
同じく、ウクレレプレイヤーにそのサウンドが噂になり、またたくまに世界のウクレレメーカーも採用されているFive-O。今までのウクレレ用ピックアップでは満足できないプレイヤーも納得のリアルなウクレレトーンを再現します。
そして、今年の目玉はこれ。Anthemと同じスタイルのTrue-MIc構造を持ち、さらなるアコースティック感を追求。『Lyric』ブリッジ下の独自のマイクTrue-MIcが、まさしくスタジオグレードのマイクでの録音とほとんど違わない、繊細かつリアルなトーンを再現します。ナチュラル感を最重視してアコギ特有のダイナミクスを求めている人にはこれが答えとなるでしょう。詳しくは前回までのブログ記事をご覧ください。
ブースでの展開はもちろんの事、NAMM初日が終わった直後、近くのホテルにてインターナショナルミーティングが開催されました。新製品のLyricについて、社長のロイドが説明します。
続けてカントリー界で人気のDexie Chicks BandのギタリストKeith Sewell氏によるデモ演奏。
各国の販売代理店との情報交換をしつつ、新しい製品Lyricの素晴らしいサウンドに酔いしれた夜となりました。Lyricについては、このNAMMショーの間にもう一度詳しくご紹介する予定です。ご期待下さい。