PJBベースアンプ、次の一手はなんと!
先月末、PJBことフィルジョーンズベースの工場を訪問しました。今年から稼働している新工場の視察と来年に向けての新製品の開発状況の打合せです。
まずは良く来てくれたと歓迎してくれたフィルジョーンズ。
日本で確実にPJBファンが増えているのを喜んでます。
我々が到着すると、すぐに新しいサンプルを弾き始めてしまうフィル。
とってもベーシストな社長です。
とはいえ、その製品は高度なテクノロジーに裏打ちされています。
巨大な無反響室の中で、キャビネットの鳴りを計測。
周波数ごとのスピーカーの動きをレーザーを使ってシミュレーションするドイツ製測定機器。24時間動きを観察しながら、周波数特性、耐久性などを詰めていきます。
キャビネットやエレクトロニクスはCADで設計。
フィルが突然思いついた新製品のアイディアもどんどん形にしていきます。
そして、並べられたサンプルの数々。ここから実際に製品にするまで、まだまだ改良を行っていきます。途中でボツになってしまう物も数々。
そして、、、
今回我々が注目しているのは、一台の新製品。
上の写真でフィルが試しているキャビネットの上に乗っている小さなアンプです。
実はこれ、我々日本代理店との共同開発の第2弾。
一昨年共同で開発したBass CUBはおかげさまで、ベーシストの心をがっちり掴んで、空前の大ヒット。それに続けて新しい商品を共同開発中という訳です。そのサンプルがようやく完成したとの連絡を受けてさっそくテストに伺った訳です。
ちょっと、弾かせて下さいな。お、これは予想以上に良いんじゃないか。
気持ち良いサウンドについ弾き続けてしまいました。
ようやく完成したファーストサンプルながら、期待以上の出来。
おそらくは来年のNAMMショーでのお披露目となるでしょうが、
日本の皆様には一足先にリークしちゃいましょう。
それはヘッドフォンプリアンプのベストセラー、
Bass Buddyと同じサイズのデジタルパワーアンプ、仮称B-200です。
超小型ながら250Wのデジタルパワーでベースバディと組み合わせれば
無敵のモバイルアンプヘッドになります。ベースバッグにサクッと入る
アンプコンポーネント。
仕様、価格ともにまだまだ未定ですが、見本を持ち帰りましたので、
次回はそれをざくっと紹介します。お楽しみに。