PJBファクトリーで2015モデルが続々と開発中!
PJBのファクトリーを訪問しました。来年に向けたプロダクト開発の真っ最中です。
フィルジョーンズ氏、サウンドチェックはもちろん、エレクロニクス部門、デザイン部門と飛び回って大忙しです。
デザイナーに指示を出すフィルジョーンズ氏。
いろいろなテストが行われていますが、残念ながら公開できない物も多数。その中から特別に一部をお見せします。
まずは近年のPJBを代表するベストセラーBass CUBに、アップグレードを施したサンプル。PJBが来年から採用を検討している新スピーカーを搭載しており、それに会わせてパワーアンプも強力なデジタルパワーアンプを採用、出力はなんと200W!
まだサウンドチェックの段階ですが、明らかに音量がアップして、音質もワイドレンジになっています。来年一月に開催されるNAMMショーで発表される事は確実ですね。そのまま製品化されたとして、日本に導入されるのは、来春あたりでしょうか。
この新スピーカーは、コーンエッジに新素材のラバーを使用し、反応速度と効率がアップ、耐久性も上がるとのこと。実際のサウンドチェックでもそれを実感することができました。PJBではこの新スピーカーを使ってどの様なモデルを展開していくかを検討中。その1つが上記のBass CUBアップグレードバージョン。他のモデルにもこのスピーカーの搭載を検討しているとのことです。
更に小型のスピーカーも開発中。現PJBスピーカーのサイズの半分、2.5インチのスピーカーです。ミニサイズならではの更なるスピード感を持ち、5インチと同じボイスコイルを使うことで大パワーにも対応。これを使った画期的アンプの企画も立ち上がっていました。
これが正にその開発中のワンショット!2.5インチスピーカーをBass CUBのボックスに8つも詰め込んで何をしようというのかフィルジョーンズ?まだ詳細は未定ながら、PJBならではの驚きの製品がまた見られそうです。
フィル曰く「馬鹿げたアイディアが大好きなんだ」
果たしてどんな驚愕のベースアンプになるのか、話を少し聞いただけでも、今までにない驚きの製品になることは間違いありません。非常に楽しみです。