Sentimental City Romance瀬川信二氏&PJB
センチメンタルシティロマンスのNew Album 『やっとかめ』発売記念ライブが9月9日モーション・ブルー・ヨコハマで行われました。当日はPino PaladinoやIncognitoのFrancis Hyltonも使用するフィル・ジョーンズベース・PJBのM-500, 8T+16Bのセットを瀬川信二氏が初めて使用。その瀬川氏からコメントと写真が届いたので紹介させてもらいます。(以下瀬川氏コメント)
「今回の横浜モーション・ブルーでのセンチメンタル・シティ・ロマンスのレコ発ライブでは、おそらく日本で初めてであろうと思われる、DingawallのSuper Jazz BassのジャズベタイプとPJタイプの2本、それにフィルジョーンズのアンプ、M-500と8T&16Bという二つのキャビネットの組み合わせでした。
僕自身、初めての組み合わせなので、どう出るか若干気にはなっていたものの、フィルジョーンズのBriefcaseは良く使っているので、大体の想像は出来ていましたが、結果は予想を遥かに上回りました。
ベースという楽器の音は、小さい音で演奏していると中々気づき難い事が沢山ありますが、このアンプはそんな大きめの音量の時に起きるトラブルの殆どを解消してくれました。音量による音質の変化や立ち位置の違いによる音質の変化が限りなく少なく繊細な表現もしっかり取りこぼし無く再生してくれます。
なので、終止EQに手を伸ばす事も無く、タッチの違いだけで十分に僕の思い描くベース・サウンドを出す事が出来、大いに満足出来ました。
音質的には、良い意味でとてもナチュラル。ツイーターで再生されるきつめの高音が苦手な僕にはかなり快適なサウンド。中域も脹よかで楽器の特徴をしっかりと出してくれます。僕の使用している2本のDingawllは、どちらもバランスの良い素晴らしい楽器ですが、音の方向性は全く違います。ですが、EQ無しで完璧に両方の楽器に対応してくれました。
証拠と言っては何ですが、リハーサル終了後の写真を見てもわかると通り完全にフラットです!!
現在このアンプのセットが日本には殆ど無いほど希少ということですが、もっと沢山の場所で活躍することになるでしょう。」
コメントは以上ですが、このあと某著名アーティストのレコーディングでも同じセットを使用する予定で続編レポートが予定されていますのでお楽しみにしてください。
▲震災のチャリティライブでBriefcaseをバッテリー駆動して使った時の以前のレポートもこのブログに掲載しています。▲同じPJB M-500, 8T&16Bのシステムを使ったPino Palladino、Francis Hylton両氏の以前のニュースも興味ある人はご覧になってください。