Sentimental City Romanceベーシスト瀬川信二氏の使用機材レビュー
結成40周年を迎えたSentimental Ciry Romanceの他、ソロ活動、鈴木康博、EPO、竹内まりやなどのレコーディングやツアーに参加、など多方面で活躍中のベーシスト瀬川信二氏。
瀬川氏より使用しているPJBアンプのコメントと写真が届いたのでレポートさせてもらいます。
– 以下、瀬川さんからのコメントです。-
「すっかり僕の中では定番になっているこのセット、M-500と9B2発の組み合わせ。
運びやすさ、サウンド、音量、全ての点において優れていると、使えば使うほど感じています。PJB特有のタッチの聞こえる『届く』ベース・サウンドは、それまでの低音重視のベース・サウンドは一線を画したものなので、従来通りの感覚でこのアンプを使おうとすると戸惑う人もいるかも知れませんが、自分のタッチを客席までしっかりと届けたいと思っている人には是非お勧めします。」
「ただ、このアンプ自体のポテンシャル自体がとても高いので、ブーミー系のファットなサウンドを作ることも可能なんですけどねウッド・ベースや、エレアコ・ベース、ウクレレ・ベースなどの使用にもなんなく応えてくれる素晴らしいアンプです。
この手のハイ・ファイ系のアンプの中でも、これほどキャラクターのはっきりしたアンプは無いかもしれません。その他のハイ・ファイ系のアンプで常に僕が不満に感じていたのがツイーターの存在で、切るとタッチがはっきりしなくなるし、入れるとパチパチとした高音が気になっていましたが、その点もこの組み合わせならバッチリです。」
「特に僕が参加しているセンチメンタル・シティ・ロマスのような、ラウドなロック・テイストの曲から、アコースティック系を行き来しつつも、コーラス・ワークが重要になるバンドにとっては、理想のベース・サウンドの一つと言えるのでは無いでしょうか。
僕は他にも Great Expectationsと、The Cashというどちらも基本的にドラム・レスのバンドをやっているのですが、そんな状況でも的確なサウンドを提供してくれています。このアンプを使い続けてわかったことは、とにかくEQはフラットで使うこと。自分の楽器と自分のタッチを駆使して演奏すれば、必ず良い結果をもたらしてくれます!」