Superflyのライブに行って来ました。
続々と素晴らしい曲をリリース、日本のロック界の話題の中心Superflyの名古屋公演が12月10〜11日に開催。
12月11日、Superflyのレコーディング〜ライブのサポートをしているギタリストでバンドリーダーの八つ橋義幸氏がL.R.Baggs製品を使用している関係で、お伺いしてきました。八つ橋義幸氏は堂島孝平、絢香、BONNIE PINK、新垣結衣、アンジェラ・アキ、浜崎あゆみ、KinKi Kids などのアーティストとのレコーディングやライブサポートでも知られプロの間でも一目を置かれるギタリスト。自己のバンド Belfast ではインディーギターサウンドを追求。また2008年 アイルランド留学を契機に Uranus としても活動開始しています。
アコギを使用した曲も結構あるSuperflyの音楽。八つ橋氏がライブで使用するギターをご紹介しましょう。こちらは1980年前後のモデルでGretschなどの制作でも知られる寺田楽器製Jagardブランドのアコギ(現在は未発売)。このギターにはL.R.BaggsのM1(パッシブ)が使われています。
そしてギターストラップにはL.R.BaggsのMIX Proプリアンプが取付けられています。M1ピックアップとは別にブリッジ裏に取り付けたコンタクトピックアップの2つの入力ソースをブレンドしてサウンドを整えるプリアンプです。
もう1本のギターはマーチンの000-28。こちらも同じマグネティックピックアップのM1パッシブにコンタクトピックアップとのブレンドでMIX Proが同様にストラップに取付けられています。
そして足元にはプリアンプVenue D.I.が。Venue D.I.はフットスイッチでon/offが可能な音色変化のないクリーンブーストやMute付きチュナー、またノイズのない専用のトランスが付いたアイソレーションD.I.などを搭載し、このところプロギタリストの必須アイテムとなっているプリアンプ。
ステージサイドには今回使用するギターがラックに並んでいます。右のテレキャスターは66年製。そのとなりは割合最近のテレ。
こちらのラックには66年製のファイアーバード、71年製のレスポールカスタムなど。Superflyで聞かれる分厚く骨のあるロックなサウンドには、やはり年季の入ったこだわりのギターが使われていました。
Superflyの音楽をサポートするもう一人のギタリストは、東京事変、椎名林檎、カジヒデキ、スガシカオ、エレファントカシマシなどのレコーディング、ライブのサポートで知られる昼海幹音氏。彼の使用するギターには、デュアルピックアップのトップモデル、Anthemが取付けられています。Anthemは定評のアンダーサドルのElementピックアップとパテントのTru-Micのパッケージでそれぞれのサウンドをブレンドしてサウンド創りをするシステム。サウンドホールエッジ周りにボリュームとマイクミックスのできる専用のプリアンプ。ライブでもフィードバックがなくイメージするサウンドが出せるというコメントをいただきました。
ライブ前の限られた時間の中でお相手をしてくれた八ツ橋さん、昼海さん、ありがとうございました。最後に個人的にSuperflyの音楽の中でで最も好きな曲のうちの1つ、「愛をこめて花束を」