Tom AndersonのIn Distress仕様とは?
今年1月のNAMMショーで新たに発表されたIn Distress仕様について説明したいと思います。
新たにと言っても内容的には使い古したビンテージギター仕様と言えば分かりやすいですね。名称のIn Distressは「疲れ切った」「苦しんでいる」「窮地にある」とかの意味で、トムは本当はギターに傷を付けたくなかったという意味もあるのではと思います。
写真は今回完成間近だったギターの1ほんで、60sのSTをテーマにしたTom AndersonのICON CLASSIC、 Shell Pink, In Distress Level 3.
In DistressはLeve1, 2, 3の3段階。写真のICON CLASSICは比較的ダメージ度合いが高い3の仕様。エルボーエリアの塗装欠け、塗装のクラック(最終はラッカー仕上)、ハードウェアのサビ ….. など。Shell Pinkも最近製作過程のボディを並べたラックでちょくちょく見かけるカラーです。
スペックは下記です。
今年1月のNAMMショーで発表された時は、In Distress仕様はICON CLASSICのみでしたが、写真のようにTheCLASSICでも同様のIn Distress仕様が可能になりました。
製品やTom Anderson Guitarの特約店情報など、Tom Anderson日本語ウェブでぜひチェックしてみてください。またTom AndersonのUSA英語サイトでは絶えず新情報がアップされていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。