Tom Anderson 新着情報 – November 2023
11月の入荷は合計3本。今回3モデル共通なのはBora Bora Blueフィニッシュ。材によって見た目が変わるのもこのカラーの特徴です。
島村楽器大宮店様カスタムオーダー品
DROP TOP CLASSIC, Bora Bora Blue (3.10)
同じBora Bora Blueでも見慣れたSwamp Ashのブルーと違い、Quilt Mapleトップではこのようにやや緑がかった幻想的なカラーとなります。ボディはアメリカ東海外沿いのメイン州やバーモント州で時間をかけてじっくりと育つイースタンバスウッドのお陰で総重量3.1kgとかなり軽量となっています。
ピックアップはエフェクター乗りが良くクリーンサウンドを極めた2 x SC1ハムシングル+1 x HC3のSSHコンビネーション。シンプルながら抜群のトーンバリエーションを可能にするスイッチングシステムが採用されています。
Drop Top Classic, Bora Bora Blue / 5-Way: 3 = M, N+B with Splitter / S-S-H
1, Neck
2, Neck + Middle
3, Middle or Neck + Bridge Single(Auto Split) *ToneポットPull
4, Middle + Bridge Single(Auto Split)
5, Bridge (Mini Toggle切替でSplit or Full Hum)
BIG BOSSお茶の水駅前店様カスタムオーダー品
The CLASSIC, Bora Bora Blue (3.40kg)
DAITA氏が数本所有するTom Anderson Guitarの中で一番のメインモデルとなっているのが1996年製のThe CLASSIC, Bora Bora Blue。「TOM ANDERSONの中では一番気に入ってるギター!自分にとって最高のパートナーです。」とコメントをもらっています。メイプルネックにボディはスワンプアッシュ。
SSHの各ピックアップのモデルと出力、多彩なトーンバリエーションを可能とする「スイッチルー」スイッチングシステムなど。ナット幅はST仕様の1-5/8″ (41.28mm)にHeavy Frets。Stainless Steel製のジェスカー製Stainless SteelのHeavy Fretは倍音成分を意図したサウンド創りの一環。大音量でもサウンドが崩れることがなく存在感のあるトーンを維持します。
山屋楽器様カスタムオーダー品
The CLASSIC, Bora Bora Blue (3.18kg)
Tom Andersonと言えば鮮やかなBora Bora BlueのこのモデルThe CLASSIC。SSH, Switcheroo, Locking Tremolo, Swamp Ash Body … などがアイデンティティーとなっている最もポピュラーなモデルのひとつ。
サンゴ礁で覆われたターコイズ ブルー色のラグーンに囲まれたポリネシア、ボラボラ島の透き通った海の色をイメージしたものでステージライティングによって、ブルーからグリーンに変色するのがBora Bora Blueの特徴。ピックアップはスイッチルーシステムで、3つのPUのあらゆるコンビネーションが可能。Switcherooピックアップシステムを搭載。SA1R, SA1のハムシングルにH2+のハムのそれぞれのピックアップのCoil Tap/Pararellが自由に組合せることができ、Blower Switchと呼ばれるミニスイッチで全てのコンビネーションをキャンセルしリアハムのみとすることができる実践的なコントロールシステムです。前述のThe CLASSIC, Bora Bora Blueモデルと同様のスペックとなっています。
トムアンダーソンギター特約店が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がご希望のカスタムスペックでオーダーすることも可能です。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。このようなコロナ禍ではありますが、多くのご予約注文を頂いております。2023年11月現在2025年10月以降のカスタムオーダーを受付けております。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。
・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
(注-1)日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、当ブログでは、USAで標準的な呼び方を採用しています。ネック側のピックアップを「ネックPU」、ブリッジ側を「ブリッジPU」と言う表現です。
(注-2)スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、USAで標準的な呼び方を使用することにしました。24 3/4″スケールをショートスケールと表現させていただきます。