Tom Anderson 新着情報 – September 2022
Tom Anderson Guitar 2022年9月の入荷は3本、その全数が24フレット仕様のANGELかLi’l ANGEL。各モデルはトムアンダーソン特約店様が熟考して決めた1本1本が希少なカスタムオーダーモデル。それぞれのモデルをご紹介いたします。
G’Club渋谷店様カスタムオーダー品
Li’l ANGEL, Black Wakesurf (3.26kg)
波を切ったサーフィンのような状況で生まれたナチュラル系とシースルーカラーの融合がWakesurf。素晴らしいですね、Wakesurf。思わずじっくりと見てしまいます。こちらのモデルはQuilt MapleトップにAlderボディ。ボディサイドとバックは斬新なWhiteフィニッシュとなっています。
24フレット、2オクターブ仕様ですが、24 3/4″のショートスケールのため23〜24番目のポジションには、スペースの関係で、2つのポジションマーカーは入っていません。やや幅広のナット幅は42.86mm (1 11/16″)、バターのように滑らかな運指を約束するJescar製のHeavy Fret、完璧な音程をキープするBuzzy Feitenチューニングシステム。SSHピックアップは、ハムシングルSC1を2つに、やや出力が高いHC2ハムバッカースタンダードの構成で、ともにクリーンでワイドレンジなトーン。エフェクター乗り、出力バランスも抜群です。シンプルなコントロールながら多彩なトーンが可能です。5-wayスイッチセンターでセンターPU、ToneプルでネックとブリッジPUのコンビネーション。ミニスイッチはスプリットコイルです。このところSTスタイルの24 3/4″ ショートスケールバージョンがじわじわと増えてきました。
G’Club渋谷店様カスタムオーダー品
Li’l ANGEL, Strawberry Shortcake Wakesurf (3.12kg)
こちらもWakesurfスタイルのStrawberry Short Cake Wakesurf。スケールは24 3/4″のショートスケール。やや幅広のナット幅は42.86mm (1 11/16″)、バターのように滑らかな運指を約束するJescar製のHeavy Fret、完璧な音程をキープするBuzzy Feitenチューニングシステム。
モデルネームの「Li’l」はリルと読み、「Little」の意味。主な仕様は、Flame MapleトップにAlderボディ、Caramel Maple Neck、 Rosewood 指板。コントロールは5-wayスイッチ・センターポジションで2ハムのSeries、ToneプルでSplit Coil。2ハムのHC1、HC2は出力違いの兄弟モデル。シンプルな使い方でハム、シングルの3wayモードが自由自在。ヘッドストックのピンクのロゴはオプションとなります。
GUITAR PLANET様カスタムオーダー品
ANGEL, Deep Bora to Trans Blue Burst (3.54kg)
一見、DROP TOPに見えますが、最近かなりポピュラーとなって来ている24フレット仕様のこのモデルはANGEL。Flame トップにLimba(コリーナ)ボディ、CaramelメイプルネックにRosewood指板。ANGELは25 1/2″スケール、Li’l ANGELは24 3/4″スケールモデル。Vintage TremoloにLocking ペグ。
Bora Bora Blueにボディ周りエッジのTrans Blue Burstが効いています。Caramel Maple Neck、Rosewood指板、41.28mmネック幅(1 5/8″)。ピックアップは2 x SA1にH2+のやや中域の押し出しが強いトーンのコンビネーション。5-wayスイッチセンターでセンターPU、ToneプルでネックとブリッジPUのコンビネーション。ミニスイッチはスプリットコイルです。
トムアンダーソンギター特約店様が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がご希望のカスタムスペックでオーダーすることも可能です。2022年9月現在、2023年春のカスタムオーダーを受付けております。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。
・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
(注-1)日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、当ブログでは、USAで標準的な呼び方を採用しています。ネック側のピックアップを「ネックPU」、ブリッジ側を「ブリッジPU」と言う表現です。(注-2)スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、USAで標準的な呼び方となっている、24 3/4″スケールをショートスケールと表現させていただきます。