Tom Anderson 最新情報 – August, 2024
お盆前に入荷したTom Anderson Guitarは合計5本。今回も初入荷の新色を含めバラエティに富んだモデルが揃いました。では1本ごとにご紹介いたします。
G’Club渋谷店様カスタムオーダー品
TOP-T, Deept Bora Bora Blue (3.34kg)
Tスタイルで標準のFlame TopにAlder BodyのこのモデルはTOT-T。ボディ形状はTスタイルですが、ピックアップやコントロール系は、Sスタイルボデの一般的なレイアウト。スタンダードな25 1/2″スケール, 22ステンレスフレットは定評のJescar製。Vintage トレモロにロッキングペグ, 正確なチューニングを約束するBuzzy Feiten Tuning Systemは標準装備です。SFシリーズのピックアップはクリーン系のトーン、Hシリーズのハムはどっしりとした中低域が特徴。
多彩なトーンはカスタムスイッチングシステムから。
(このモデルのスイッチングシステム)
TOP-T, Deep bora Bora Blue / 5-Way: 3 = M, N+B with Splitter / S-S-H
1, Neck
2, Neck + Middle
3, Middle or Neck + Bridge(Auto Split) *ToneポットPull
4, Middle + Bridge(Auto Split)
5, Bridge or Bridge Single *Mini Toggle切替時
ギタープラネット様カスタムオーダー品
ANGEL, Key Lime to Bora Surf (3.54kg)
南国のビーチ沿いの透き通ったブルーの波打ち際をイメージさせるようなこのカラーはKey Lime to Bora Surf。美しいQuilt Maple Topに組み合わすボディ材はLimba。ほぼ西アフリカ産でマホガニーよりもやや詰まった材。濃淡があるのがBlack Limba。G社 Flying Vのように黒っぽい部分がなくプレーンなものがWhite Limbaと呼ばれています。以前は総称してBlack, Whiteも概ねKorinaと言われていたようです。通常よりはどっしりとした重量感で頑強なボディにSAシリーズとHシリーズとのコンビネーション。とてつもない爆音でも弾きたくなりますね。可能な範囲でぜひ試してください。
ANGEL, Keylime to Bora Surf
5-Way: 3 = M, N+B with Splitter / S-S-H
1, Neck
2, Neck + Middle
3, Middle or Neck + Bridge(Auto Split) *ToneポットPull
4, Middle + Bridge(Auto Split)
5, Bridge or Bridge Single *Mini Toggle切替時
ギタープラネット様カスタムオーダー品
ANGEL PLAYER 7, Black with Bora Dog Hair (3.42kg)
2オクターブ24フレット仕様のANGEL PLAYER 7。モデル名の通り7弦モデルです。7弦モデルを見ると指板上を上下して弾きまくるプレイを想像してしまいますね。幅広い音域と音楽の可能性を拡げてください。このDog Hairのカラーシリーズは何回見てもつい見とれてしまいますね。Blue以外にも、Red、Yellow、Greenなどが日本に入荷しています。このフィニッシュの時はボディ材がSwamp Ash限定です。大音量でもサウンドの芯がぶれないHシリーズとSAシリーズPUのHSHコンビネーションとSwitcheroo Switching Systemを搭載。
The CLASSIC, Black with Bora Dog Hair H-S-H
Switcheroo Switching System
Tom AndersonオリジナルのSwitcheroo/スイッチルー/スイッチングシステム。各PU用の3点ミニスイッチでHum/OFF/Single(*)の切替+Volume寄りのブローワースイッチONで全てのピックアップのコンビネーションがをバイパスして、一瞬にブリッジPUに切替わり、ドラマチックな変化と展開を生かすことができます。
*(Single又はPararrelの個別セットアップが可能。ボディ背面カバーの中に切替スライドスイッチ)
ギタープラネット様カスタムオーダー品
The CLASSIC, Satin Organic Grain Voodoo Blue (3.02kg)
今回初入荷となるストライキングカラーのこの色はSatin Organic Grain Voodoo Blue!軽量なSwamp Ashボディに素材を生かした塗面が薄いSatinフィニッシュ。手にとって驚くのはこの軽さ。何とほぼジャストの3kg!と言っても大音量時にサウンドが崩れないのがTom Andersonギター。ピックアップはハムシングルのSAシリーズにリアは大出力のH3ハム。狂いの少ないVinrage TremoloにLocking Peg、滑らかな運指が約束されたJescar製ステンレスフレット。標準仕様のBuzzy Feiten Tuning Systemで正確な音程。あとは弾き手を待つだけの即戦略モデルです。
The CLASSIC, Satin Organic Grain Voodoo Blue S-S-H
Switcheroo Switching System
Tom AndersonオリジナルのSwitcheroo/スイッチルー/スイッチングシステム。各PU用の3点ミニスイッチでHum/OFF/Single(*)の切替+Volume寄りのブローワースイッチONで全てのピックアップのコンビネーションがをバイパスして、一瞬にブリッジPUに切替わり、ドラマチックな変化と展開を生かすことができます。
*(Single又はPararrelの個別セットアップが可能。ボディ背面カバーの中に切替スライドスイッチ)
J’z Shop (JES Show Room) カスタムオーダー品
The CLASSIC, Natural Autumn Burst (3.78kg)
このモデルは代理店である弊社JES InternationalのShow RoomであるJ’z Shop初の入荷品です。
興味のある方は8月19日以降の日程で試奏が可能です。(要予約)月〜金、11:00〜18:00オープン、
〒470-0112 愛知県日進市藤枝町小山711-1 TEL: 0561-50-5020
→ J’z Shop ウェブ
何と言っても一番の特徴がどっしりとしたLimba Body。重量は3.78kg。Sスタイルのボディとしては重い方ですが、LPスタイルだとするとかなり軽いボディ。見た目や先入観の違いで相当変わりますね。Limbaは西アフリカ産でマホガニーよりもやや詰まった材。濃淡があるのがBlack Limba。Mahoganyに似たプレーンな木目のものがWhite Limbaと呼ばれています。以前は総称してBlack, Whiteも概ねKorinaと言われていたようです。このLimbaボディ以外はTom Andersonの標準的特徴が詰まった仕様です。SSH(SA1R SA1 H2+)、Buzzy Feiten Tuning System、ボディ埋め込みSunken Floyd Rose Locking Tremolo with Locking Nut、Tom標準の2つのボディエンドピン、2点止めNeck/BodyジョイントThe Wedgeなど。
The CLASSIC, Natural Autumn Burst S-S-H
Switcheroo Switching System
Tom AndersonオリジナルのSwitcheroo/スイッチルー/スイッチングシステム。各PU用の3点ミニスイッチでHum/OFF/Single(*)の切替+Volume寄りのブローワースイッチONで全てのピックアップのコンビネーションがをバイパスして、一瞬にブリッジPUに切替わり、ドラマチックな変化と展開を生かすことができます。
*(Single又はPararrelの個別セットアップが可能。ボディ背面カバーの中に切替スライドスイッチ)
——- 重要です・お読みください —–
トムアンダーソンギター特約店が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がご希望のカスタムスペックでオーダーすることも可能です。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトを又はTom Anderson Guitar U.S.A.サイトをご覧ください。
【注-1 … ご注文・納期・価格】
2024年8月現在、2025年度の受注枠は予約が終了しており、2026年末以降のカスタムオーダーを仮受付中(価格、納期未定)です。ドル円の為替レートの変化、それにも増して銘木関係の枯渇に伴う予想以上の価格高騰などの不確定要素が多々あり、現在2026年度以降のカスタムオーダーは前述のように納期/価格ともに未定の仮オーダーとしての受付となりますのでご了承くださるようお願いいたします。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。
・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
【 注- 2 】
日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、当ブログでは、USAで標準的な呼び方を採用しています。ネック側のピックアップを「ネックPU」、ブリッジ側を「ブリッジPU」と言う表現です。
【 注- 23】
スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、USAで標準的な呼び方を使用することにしました。24 3/4″スケールをショートスケール(又はShorty/ショーティー)と表現させていただきます。