Tom Anderson 入荷情報 – September 2023
Tom Anderson9月の入荷は合計3本。今回はThe Classic, Drop Top Classic, 24フレット仕様のGuardian AngelとTomを代表するモデルの入荷となりました。まずはこちらからご紹介いたします。
BIG BOSSお茶の水店様カスタムオーダー品
The CLASSIC, Deep Bora Bora Blue (3.42kg)
Tom Anderson Guitarの定番と言えば、まずはこのThe CLASSICモデル。通常とは少し違ったやや濃いめのDeep Bora Bora Blueフィニッシュに組み合わすのはRosewoodネック。トレモロはFR系ロッキングタイプでなく最近は主流となっている2点支持のVintage Tremolo。
ピックアップは中域の押し出しが強いSA1R, SA1, H2+のトムの基本系SSH。ピックアップセレクターはSwitcheroo System。3つ並んだミニスイッチで各PUのタップコイル(又はパラレル… 背面キャビティ内でプリセット切替)、Off、ハムシングルの3点切替。Volume左のミニスイッチはBlower Switch(ブローワー)。各PUのセレクターを全てキャンセルしてワンタッチでリアハムのみ(この時にToneポットプルでコイルタップ)のリードポジションになります。ステージ上ではライティングによりグリーンのような色にも変化するスペシャルなフィニッシュのモデルです。
ギタープラネット様カスタムオーダー品
DROP TOP CLASSIC, Deep Bora to Trans Blue Burst (3.28kg)
このモデルは(写真では分かりにくいですが)ボディトップのエルボーカットの部分が非常に滑らで美しいDROP TOP CLASSICです。Quilt Maple Top のディープな動感がたまらないですね。ピックアップとそのコントロールシステムSwitcherooは前述のThe CLASSICと全く同じです。
ピックアップは中域の押し出しが強いSA1R, SA1, H2+のトムの基本系SSH。ボディ材は最近オプションで良く見かけるLimbaが使用されています。ネックはオプションで通常より0.03インチ(0.76mm)やや太めのネック。フィニッシュのみが違うように見えても、1本1本が異なったカスタム仕様となっているところが大きな魅力となっています。
島村楽器仙台ロフト店様カスタムオーダー品
GUARDIAN ANGEL, Cajun Red (3.40kg)
こちらは24フレットにピックガード仕様のGUARDIAN ANGEL。フィニッシュ名はCajun Magenta。トレモロはファインチューニングなどの突起がないBaby Floyd、糸巻きはロッキングタイプです。ネックはオプションで通常より0.03インチ(0.76mm)やや太めのネック。HCシリーズのハムバッカーはフラットでハイエンドまでフラットでクリーンなトーンでエフェクターとの相性も抜群です。
・Guardian Angel, 5-Way: 3 = M, N+B with Splitter / H-S-H
1, Neck
2, Neck Single(Auto Split) + Middle
3, Middle or Neck + Bridge*Tone Pull (Mini Toggle切替でSplit or Full Hum)
4, Middle + Bridge Single(Auto Split)
5, Bridge(Mini Toggle切替でSplit or Full Hum)
トムアンダーソンギター特約店様が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がご希望のカスタムスペックでオーダーすることも可能です。2023年9月現在、2025年初頭の納品予定でカスタムオーダーを受付けております。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。
・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
(注-1)日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、当ブログでは、USAで標準的な呼び方を採用しています。ネック側のピックアップを「ネックPU」、ブリッジ側を「ブリッジPU」と言う表現です。(注-2)スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、USAで標準的な呼び方となっている、24 3/4″スケールをショートスケールと表現させていただいています。