Tom Anderson 新着情報 – Mar.2022
Tom Anderson3月の入荷はこの2本。世界的なパーツ供給や海外運送遅延の関係で納期が遅れ気味ですが、この後近日追加の出荷がありそうです。現在新規オーダーの受付は11月以降となっています。気になる方はトムアンダーソン特約店へお問合せください。では今回入荷のモデルをご紹介いたします。
BIG BOSS 福岡店様カスタムオーダー品
TOP T, Natural Arctic Blue (3.48kg)
成長の比較的早く軽量なのが特徴のBasswoodですが、USA北東部のニューハンプシャー州、バーモント州などで採れるいわゆるEastern Basswoodは質の高い木工加工材として知られ、このTOP Tのボディに使われているのはトムが厳選したEastern Basswoodです。やもすると軽量すぎて腰のないサウンドになりがちな材ですが、さすがトムアンダーソン!材の選別眼は他のビルダーも一目を置くレベルです。トップ材のフレイムメイプルとのコンビネーションで美しいエルボーカット。手に取っただけでこのギターのバランス感とポテンシャルを感じさせます。
TEスタイルとしてはやや幅広の1 11/16″(42.86mm)ナット幅、ネックを握ったとたんにスムーズな運指を体感できます。トムならではのマルティスイッチングシステムSwitcheroo/スイッチルーで、各ピックアップのコイルタップ、パラレル、シリーズとそのあらゆるピックアップコンビネーションの多彩なトーンが可能です。その他はスペック表でご確認ください。気になる方は納品先のBIGBOSS福岡店様にお問合せください。
島村楽器仙台ロフト店様カスタムオーダー品
The CLASSIC, Bora to Trans Blue Burst (3.38kg)
スワンプアッシュボディ、Bora bora Blue to Trans Blue Burstフィニッシュ、中域のメリハリがあるSAシリーズとHシリーズのSSHピックアップ、メイプルネック、Switcherooスイッチルースイッチングシステムとここまでは定番モデルのスペックですが、最近はフロイドローズにかわりVintage Tremolo+ロッキングペグのご指名が多くなって来ました。ナット幅は1 5/8″(41.28mm)、ステンレススティイールMedium-Heavyフレット、バジーフィートンチューニングシステムで全体域でのイントネーション、バランス、運指のスムーズさは抜群です。気になる方は納品先の島村楽器仙台ロフト店様にお問合せください。
トムアンダーソンギター特約店が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がご希望のカスタムスペックでオーダーすることも可能です。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。このようなコロナ禍ではありますが、多くのご予約注文を頂いております。2022年2月現在2022年10月以降のカスタムオーダーを受付けております。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。
・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
(注-1)日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、当ブログでは、USAで標準的な呼び方を採用しています。ネック側のピックアップを「ネックPU」、ブリッジ側を「ブリッジPU」と言う表現です。
(注-2)スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、USAで標準的な呼び方となっている、24 3/4″スケールをショートスケールと表現させていただきます。