Tom Anderson 新着情報 – May, 2021
2021年5月の入荷は合計3本。それぞれが非常に個性的な各モデルをご紹介いたします。
黒澤楽器町田店様カスタムオーダーモデル
DROP TOP, Sheer Bora Bora Surf (3.24kg)
まさにステージで見栄えすること間違いなし!今回日本初入荷となったのは”DROP TOP, Sheer Bora Bora Surf!Sheerとはキラキラしたラメ入りのフィニッシュ。ボディ全体が天空の天の川のように薄くキラキラと輝きます。しかも透き通っった海辺のようにネック側の薄い色から徐々に沖合へ行くような濃いめのBora Bora Blueに変化。サウンドだけでなく見た目も大事ですよね。
ボディバックはSwamp Ash、写真ではわかりにくいですが、フィニッシュはトップと同じラメ入りのSheer bora Bora Blue。
42.8mm(1-11/16″)のややワイドでしっかいとしたネック、Heavy Frets、Even Taper Neck Back Shape、Buzz Feiten Tuning System、Vintage Tremolo、Locking Tuners。サウンドの要のピックアップには、特にミッドレンジの押し出しの強いHシリーズハムとSAシリーズのハムキャンセルPUを使用。5点スイッチセンター時にToneプルでNeckとBridgeピックアップのコンビネーション、さらにミニスイッチでコイルスプリッター。見た目がシンプルなのにサウンドとトーンのバラエティとセレクションは守備範囲が相当広いです。
ギタープラネット様カスタムオーダーモデル
GUARDIAN ANGEL, Cajun Magenta (3.32kg)
鮮やかでディープな赤のこのフィニッシュはCajun Magenta。赤にピンクが混ざったような独特のカラーです。24フレット仕様のAngelをガードするようにピックガードが付いているのがGUARDIAN ANGEL。オーブンで熟成したビンテージギター風で飴色のメイプルネックにローズウッド指板、ボディはスローな熟成でセレクトされたイースタンバスウッド材。
ヘッドストック・ロゴがいかしてますね!オプションとなりますが、ボディと共色のCajun Magenta・ケージャンマジェンタです。
Guardian ANGEL、Cajun Red、Flame Maple on Basswood Body、41.28mmスケール(1-5/8″)、Even Taper Neck Back、Buzz Feiten Tuning System、Vintage Tremolo、Locking Tuner、Black Hardware、HシリーズハムとSAシリーズのスタックトハムシングルは従来よりのミッドレンジ押し出し感の強いPU。コントロールは5点スイッチにコイルタップミニスイッチ+ネックとブリッジPUのコンビネーションも使える、前述のDROP TOP. Sheer Bora Bora Blueを同じシステムを採用。激しく、スピード感のある音楽もテクニカルな描写が求められる音楽も… 速攻で臨戦態勢準備完了!
JESカスタムオーダーモデル
DROP TOP, Arctic Blue Burst (3.22kg)
このモデル最大の特徴の一つがRound Edgeタイプのボディ。最近はFlameやQuiltトップモデルのボディエッジは角張ったいわゆるスクエアエッジが主流となっていますが、Round Edgeは見た目も柔らかく体にフィットしそうな感じがします。ボディ形状は同じなのに別のモデルにも見えてしまいます。ローズネックにローズ指板が渋くビンテージ感をも感じさせます。HCシリーズのハムとSCシリーズのハムシングルは前述の2モデルと比べレンジ感が広いクリーンサウンドが特徴。全PUはボディ材の特徴をより反映するダイレクトマウント。ボディ材はどっしりとした中低域が期待できるSwamp Ash。このモデル、どんなサウンド?どんなトーン?弾きたく、聴きたくなりますね。
Arctic Blue Burst、Rosewood Neck、レンジ感が広くエフェクター乗りの良いHSHピックアップ、Tom Andersonのカスタムスイッチングシステム(今回入荷の他の2本と同じコントロール)など。いぶし銀のように光る、このギターの魅力はエンドレスです。
トムアンダーソンギター特約店が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がご希望のカスタムスペックでオーダーすることも可能です。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。このようなコロナ禍ではありますが、多くのご予約注文を頂いております。2月末現在、2021年末〜2022年納入予定のカスタムオーダーを受付けております。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
(注-1)日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、USAでは標準的な呼び方である、ネック側のピックアップを「ネックPU」、ブリッジ側を「ブリッジPU」と言う表現とさせてもらいます。
(注-2)スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、USAでの標準的な呼び方、24 3/4″スケールをショートスケールと表現させていただきます。