Tom Anderson 新着情報 – May.2022
Tom Andersonの最新入荷は2本。やや遅れ気味の入荷状況です。今回は定番の「DROP TOP」と24フレット仕様の「GUARDIAN ANGEL」のみ。それでは早速ご紹介しましょう。興味ある方は納入店にお問合せください。
島村楽器イオンモール土浦店様カスタムオーダー品
DROP TOP, Sheer Trans Black (3.06kg)
Sheer(シアー)とはご覧のように、細かいシルバーフレイクがトップ全面に入っているフィニッシュ。このモデルはDROP TOP、カラーは Sheer Trans Black。ステージでのライティング映えを意識したカラーフィニッシュです。1本1本カスタム製作をしているTom Andersonならではの特別仕様です。サウンドはエフェクター乗りも抜群でレンジも広いSCハムシングルx2とHC2ハムのSSH。ナット幅はやや幅広の1-11/16″(42.86mm)バターのようにスムーズで滑らかな指板とステンレスフレット仕上げは全モデル共通です。ピックアップコントロールはTom Anderson定評のSwitcheroo/スイッチルーシステムで、各ピックアップ用のシングル・パラ・ハムの切替3点ミニスイッチ+全てのコンビネーションをバイパスしてリアハムとなるBlower/ブローワースイッチ付き。その他、詳しくはスペック表を参照ください。
ギタープラネット様カスタムオーダー品
GUARDIAN ANGEL, Cajun Magenta (3.46kg)
GUARDIAN ANGELはDROP TOPの24フッレト仕様+ピックガード付きのモデル。ボディに沈み込むようにセットされたLocking TremoloとLocking Nut。前述のDROP DOPと違いナット幅は1-5/8″(41.28mm)の標準仕様。ピックアップはSAシリーズのハムシングルとHシリーズのハム。共にミッドレンジが際立つ太めのサウンド。5-wayのセンターでToneプルするとネックとブリッジ側両ピックアップのスプリッター。さらにミニスイッチのVA Boostオンで+4dBアップとなり、特にシングル使用時にはその効果は絶妙です。サチュレーションが増し、やや太めのトーンになります。その反面ハムバッキング使用時には、サチュレーション効果は多少増えるもののブースト効果はあまり変化を感じません。この辺りを理解してサウンドメイキングをすると微妙な音の変化をよりコントロールできるのではと思います。その他、詳しくは下のスペック表をご確認ください。
トムアンダーソンギター特約店様が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がご希望のカスタムスペックでオーダーすることも可能です。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。このようなコロナ禍ではありますが、多くのご予約を頂いております。2022年5月現在、年内のご注文枠は予約で終了となりました。現在2023年のカスタムオーダーを受付けております。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。
・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
(注-1)日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、当ブログでは、USAで標準的な呼び方を採用しています。ネック側のピックアップを「ネックPU」、ブリッジ側を「ブリッジPU」と言う表現です。(注-2)スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、USAで標準的な呼び方となっている、24 3/4″スケールをショートスケールと表現させていただきます。