Tom Anderson 新着情報 – November 2022
2022年11月の入荷は合計5本ですが、今回ご紹介できるのはその内の4本です。最初のモデルはこちらです。
島村楽器仙台ロフト店様カスタムオーダー品
Top-T, Natural Key Lime Burst (3.58kg)
ボディセンターエリアがNaturalに近い薄めの着色、ボディエッジは目にも鮮やかなKey Lime Burst。カラー名は見たイメージそのまま「Natural Key Lime Burst」。TスタイルのボディにSスタイル仕様がブレンドしたこのモデルはTopT、Quilt Topはオプションです。サウンドの要のピックアップはミッドレンジの押出しが特徴のHシリーズハムがネックとブリッジ側、マッチングのハムシングルSAシリーズピックアップがセンターに。Tomお得意のSwitcherooピックアップセレクターシステムと高精度のSchaller製ロッキングトレモロ。お好みの心地良さがセレクトできるダブルエンドピンはギターを縦に置きやすいという便利さも。厳選したSwamp Ashのボディは粘りのあるずっしりとしたトーンの源。ロッキングペグ、あらゆるパーツとハードウェア、が寸分の狂いもなく調和し合体したそれぞれのモデルが個性を放っています。
ギタープラネット様カスタムオーダー品
The CLASSIC, Black w/Bora Dog Hair (3.26kg)
モデルはトムアンダーソンギターの中で一番オーソドックスでスタンダードのThe CLASSIC。カラーはBlack with Bora Dog Hairの名前の通り、ブラックにボラブルー色の犬の毛が絡んだようなイメージ名。なるほど、そんな毛のふさふさの犬を想像してしまいますね。ローよりで図太く粘りのあるトーンが特徴のSwamp Ashボディに組み合わすピックアップはカバー付きのSCとHCシリーズのクリーントーンコンビネーション。前述のTop-Tと同様にコントロール系はSwitcherooスイッチルースイッチングシステムで3つ全てのピックアップのハム/シングル/パレレルのあらゆるコンビネーションとワンタッチでブリッジハムに瞬時の切替が可能。豊富なトーンバリエーションも大きな魅力の一つです。
ギターズステーション様カスタムオーダー品
The CLASSIC, Bora Bora Blue (3.32kg)
トムアンダーソンを使用する代表的なアーティストの1人、DAITA氏のメインギター・セレクションモデルと言えばこのモデル、1996年製のThe CLASSIC, Bora Bora Blue。タヒチのボラボラ島の透き通ったブルーのイメージカラーです。ピックアップはミッドレンジの押し出しが特徴のSAとHシリーズのピックアップ。IxV 1xTにSwitcherooスイッチルースイッチングシステム+瞬時にブリッジPUにするBlower/ブローワースイッチ。ボディは図太い中低域とスイートな倍音が同居するSwamp Ashにさらに精度が増したシャーラー製FRロッキングトレモロ。未だにこのモデルの人気度は変わりません。
ギターズステーション様カスタムオーダー品
The CLASSIC, Bora to Trans Blue Burst (3.50kg)
前述のThe CLASSICの異なったカラーバリエーションがこのBora to Trans Blue Burst。Bora Bora Blueをベースにボディエッジ周りがTrans Blue Burstとなっています。Swamp Ashボディ、Mapleネック、SA HシリーズPU、… など。Bora Bora Blueと比べ出番は少なめですがあのDAITA氏もこの写真と同じモデルを所有しています。このモデルに関してはあるストーリーがありますが諸事情によりまた機会があればご紹介させてもらいます。このコーナーで最後のリポートはステージでのカラーについてです。このBora Bora Blueのミステリアスなのはステージでスポットのあたるカラーによってボディがブルーに見えたりグリーンに見えたりするところです。これもこのカラーの魅力の一つと言えます。
トムアンダーソンギター特約店様が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がご希望のカスタムスペックでオーダーすることも可能です。2022年10月現在、2023年6月前後納品のカスタムオーダーを受付けております。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。
・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
(注-1)日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、当ブログでは、USAで標準的な呼び方を採用しています。ネック側のピックアップを「ネックPU」、ブリッジ側を「ブリッジPU」と言う表現です。(注-2)スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、USAで標準的な呼び方となっている、24 3/4″スケールをショートスケールと表現させていただきます。