【Tom Anderson Guitar NAMM展示品③】
NAMM展示品の最後の5モデルをご紹介します。ナビゲーターはMarketingマネジャーの古田です。日頃はウェブ、カタログなどのデザインや製品企画などを幅広く担当。ギター、ベース、アップライトベース、マンドリン、ウクレレなどのマルチプレーヤーです。同じように見えるモデルも微妙に仕様やサウンド、トーンともに異なった固有のキャラクターを持っています。各モデルのスペックを今後の参考にしていただければ幸いです。
<ユニークなルックスが目を引く、RAVEN CLASSIC, Black with Red Dog Hair>
赤い毛の犬はいないと思いますが、まさにそんな感じのイメージのレッドカラーが印象的です。Swamp Ashの木目との相性もバッチリです。RavenでSSHピックアップ、シンクロトレモロなどは意外と今までにない組み合わせ。どんなサウンドか知りたくなりますね。
<24フレット仕様のANGEL PLAYER, Olympic White>
In Distressというダメージ仕様の1〜3の内の中ぐらいのLevel 2。微妙な塗装クラックなどは写真では充分にお伝えできないですが、Level 3になるとさらに古いビンテージ風に。他のモデルでもオプションオーダーが可能です。ネックはCaramel Mapleというオーブンで軽く処理したビンテージっぽい風合い。
<極太サウンドのCOBRA S, Satin Natural Mocha Burst>
このモデルのコンセプトは、Sスタイルのルックスで、24 3/4″、マホガニーボディ&ネック。ピックアップはビンテージトーンを意図したHFシリーズのオープンハムPU。5点PUセレクターで、Hum/Single/Pararelなど、シンプルに見えますがTom Andersonお得意のカスタムワイアリングで多彩なトーンが可能です。
<サテンフィニッシュのニューモデル、ARC ANGEL, Satin Super Natural Black Burst>
ANGELは24フレット仕様。そのANGELをベースに、24 3/4″ショートスケール(日本ではミディアムスケール)、ネックとボディをマホガニーにしたのがこのARC ANGELです。張りのある透き通ったトーンのANGELを、より粘りのある中低域とLPスタイルのトーン要素を取り入れたのがARC ANGEL。どんなギタリストが、どのように使うのか、非常に興味深いですね。スムーズな艶消しのサテンフィニッシュ、色が透き通ったTransparentにボディセンター部がぼかしのナチュラル系のSuper Natural系フィニッシュが新しいトレンドとして脚光を浴びています。
<RAVEN CLASSIC, Dirty White in Distress Level 2>
一年ほどの試行錯誤のトライアルモデルを経て、クラシックでレトロ感漂いチューニングキープも良い、トムのイメージする新トレモロが完成。特にこのRAVENにぴったりではないでしょうか?トレモロのネーミングはまだ決まってないようです。ピックアップはミニハムMシリーズの改良型で以前より出力もアップ。ダメージ仕様、In DistressのLevel 2で、自然な弾き込みで熟成したような使用感です。
トムアンダーソンギター特約店が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がセミオーダーすることも可能です。製品及び特約店に関して詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。
●2020年1月末現在、新受注のオーダーの納入時期は今年度末頃となっています。●リクエストの多いピックアップの製品案内ははこちらから。●最新情報はこちらから:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト