Visit Phil Jones Factory (2)
前回に続いてフィル・ジョーンズファクトリ訪問レポのVol.2です。
左側はSuitcaseそして右側にナムショーで発表された小型のC4キャビネット。今回このC4をベースにした次期製品の試奏テストに立ち会った時のレポートです。
Suitcaseと比べ約20%小型化したキャビネット。キャビネットと構造が変わるとあたり前のことですがサウンドとトーンも大きく変わります。今回の目的は定評のSuitcaseのサウンドと同等のクオリティをこの小さいキャビネットでどう実現するのか?
フェライト・マグネットを使ったSuitcaseやBriefcaseのスピーカーをネオジュームマグネットを使ったPJBのNeoPowerに変更。下の写真のようにキャビネットの奥行きも大分小さいです。
試奏し続けるフィル・ジョーンズ氏。
右端の左がSuitcase、右がC4キャビネット(ヘッドはD600を使用)。テーマは小型軽量化ですが当然のことながらサウンドクオリティの妥協をしないこと。外からは解りませんがキャビネット内部の構造も何種類かを試しながら進めています。
今回滞在中の完成イメージの1つが下記です。ひょっとするとC4キャビにD-600を組み込んだのが次期Suitcaseのフルモデルチェンジなんてことになるかもしれません。
まだまだ実証テスト、耐久テスト、測定テストなどが続きます。
進展ありしだい新しい情報をアップをしますのでお楽しみにして下さい。