JES International, Inc.

SPECIAL INTERVIEWJES International,Inc. 代表 斉藤“Jes”陽一

JES International / INTERVIEW

広がるJES Collectionの世界

第1号のゴダンを皮切りに、L.R.Baggs(L.R.バッグス)、TomAndersonGuitar(トムアンダーソンギター、PHIL JONES BASS(フィルジョーンズベース)と、少しずつラインナップを増やしているんだ。どのブランドも、人と人とのつながりから始まり、今ではアドバイザーのような形で、商品開発の企画段階から相談を受けることもあるよ。それだけ信頼してもらえてるってことだね。

JES Collectionのラインナップには、明確な判断基準があるんだ。それは、皆がやっていないことをやっていること。コツコツとした積み重ねがあること。商品の制作過程やコンセプトなどへの思い入れが強く、その中に音楽的な意味合いも含まれていること。トレンドに左右されず、時代を超えて生き続けること。それが、今JES Collectionでお付き合いしているパートナーすべてに共通する点なんだよ。

大袈裟な言い方をすれば、僕は、JES Collectionの商品とは結婚したようなものだと思っている。それぐらいの気持ちがないと、情熱を込めて商品を売る気になれないよね。製作者の思いが詰まったプロダクトを、彼らになりかわって、僕らが日本で販売するわけだから。

「結婚」とまで言うからには、僕たちのビジネスは「売れなかったら付き合いをやめる」という次元じゃない。でも一般的には、そんなビジネスが多いのも事実なんだよ。しかし、そこには「商品を愛着を持って育てる」という意識がない。我が社は、会社としては小規模だ。でも、ひとたびお付き合いを始めたら、その商品や会社のセールスに、ひたすら汗を流している。逆に、「これは違うな」と思ったことに対しては、パートナーにもちゃんと意見をする。そういった信頼関係とリレーションシップを構築し、それをパートナーの方でも理解してくれている。だから強いんだよ。

子どものように純粋な心で

JES Collectionとは、言葉を凝縮すれば、「僕自身が共鳴したもの」なんだよね。だから、ユーザーの皆様には、製作者の意図やコンセプトを理解して、愛着をもって使っていただきたい。楽器との出合いは、人間との出会いと同じくらいの重みがある。それは、プロであろうがアマチュアであろうが、関係ないことだ。例えるなら、会話が多くても少なくても、共鳴し合える人とは、共鳴できるわけだから。そして、JES Collectionの楽器を使っていただくことで、音楽を楽しむことはもちろん、今までにない新しい音楽が生み出され、時代をリードする商品として評価をいただけたら、それほど嬉しいことはないよね。

新規事業を立ち上げるのは、会社の将来にわたる持続性をにらんでのこと。2007年に音楽スタジオを建てたのも、そのためだよ。でも、ビジネスとしてはもちろんのこと、このスタジオが、地元の音楽文化の発展に貢献してくれればいいと思っているよ。

そして、もう一つ。この度、フィルジョーンズの家庭用スピーカーを、我が社で取り扱うことになった。我が社としては全く新しいチャレンジになるね。主体となる販売チャンネルが、今までの楽器店ではなく、オーディオ専門店になる訳だから。

しかし、ビジネスは変わっても、仕事に対する根底の思いは、今までと何ら変わることはないよ。子どものように純粋な心で、とことん商品に惚れ込むことから、ストーリーは始まるのだからね。

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