PJBスピーカーの秘密とは

PJBファクトリーレポートVol.2をお届けします。

PJBのファクトリーで一番印象的なのはスピーカーの開発製造部門です。アンプといえば、ベースからの入力信号を電気回路で増幅して、最終的にスピーカーから音が出るわけですから、スピーカーが重要なのは言うまでもありません。

本来のベースサウンドを再生できるスピーカーを1から設計し自社ファクトリーで製作する、それがPJBの最も特徴的な点と言ってもいいかもしれません。他にそんな設計思想をもっているベースアンプメーカーは、筆者の知る所では存在しません。

PJBがなぜそこまでスピーカーにこだわり、また実現できるのかと言えば…

  1. フィル・ジョーンズがスピーカーデザイナーとして何十年のキャリアの持ち主
  2. フィル・ジョーンズはプロベーシストとして、ベースサウンドを知っている
  3. 高品質のスピーカーを製造する自社ファクトリーがある
  4. スピーカーを高精度でベース用にチューニングできる設備がある

上記の条件を結集して出来上がるのがPJBアンプの中枢であるベース専用スピーカーなのです。あの驚異的なサウンドの秘密はここにあります。

さて、実際の工場には極秘の設備も多く、全て公開はできませんが、その中から一部を紹介します。

下記は、ドイツ製のKlippelという、スピーカーの反応をレーザーを使い高精度で測定するマシン。スピーカーのどの部分がどの周波数でどのような動きをしているかを測定します。このマシンの価格は二千万円以上らしいです。

各部の動きを正確に判断し、ベースの周波数帯に最適な素材、形状などを追い込むことができます。

コンピュータ上であらゆるデータが一目瞭然。

次は、巨大なチェンバールーム。反響がまったくない様に360度フォーム素材で囲われた部屋。音の伝わり方などを測定します。

中に設置した試作機を、外部からリモートコントロールで操作、測定していきます。

チェンバールームに設置されたDouble Four。新製品のみならず既存の製品でも、常に品質向上のため、定期的にテストが繰り返されています。

PJBアンプはそのサウンドを聴くと、プロ仕様ならではの桁違いのサウンドクオリティが実感できますが、ファクトリーを訪れると、いかにプロ仕様として設計、製造されているかが判ります。

フィル・ジョーンズの天才的なとインスピレーションとノウハウを元にした企画の裏には、徹底した科学的検証によるバックアップがあるのでした。


Tone To Go !!!

ナッシュビルで開催されたSummer NAMMショーでMusic Inc.にEditor’s Choiceとして選ばれたのがPJBのベースヘッドBP400と4×7″+2.5″キャビネットのCAB47。

BP400はUSA向けで、D400ヘッドの外観違いの異母兄弟モデル。CAB47は日本でも今春から発売されたキャビネットで、典型的な4×8″のサイズと比べると2回りぐらい小振りで取り回しが良く、全帯域でクリーンかつ透明な存在感のあるサウンドです。気になる方は最寄りのPJB特約店でぜひお試しください。

CAB-47と同時に、驚異のピュアサウンド&ハイパワーのベストセラー小型ベースキャビネット「C4」や「C4 Lite」を比較したレビュービデオをぜひご覧になってください。(デジマート・レビューより)

・デジマート製品レビュー:https://goo.gl/KXWNhq
・PJB製品サイト:pjbjapan.com


フィル・ジョーンズ氏を訪ねてPJBファクトリーへ!

フィル・ジョーンズベースのファクトリーを訪問しました。

精密機器であるベースアンプだけに、非常にクリーンな環境で生産されています。PJBの隠れた特徴でもある、故障率の低さにも納得できる、品質に非常に気を配った生産体制に毎回感心します。

組み立て中のC4キャビネットを自らチェックするフィル・ジョーンズ氏。

作動チェックにも立会います。

防音環境の整ったテストルームで、Briefcaseアンプのサウンドチェック中。

PJBスタッフのブライアンもサウンドチェックに参加。

定番モデルの絶え間ないチェックもさることながら、早くも来年に向けて新しい製品アイデアも色々動き出しているようです。普段見ることのできない、PJBファクトリーの裏側を何回かに分けてレポートしていきたいと思いますので、お楽しみに。


BIGHEADレビューby西本圭介

2014年の発売以来、人気が絶えないPJBのポータブルヘッドホンアンプBIGHEAD。抜群のサウンドだけでなくPCと連携してインターフェイスとしても使用が可能なベーシスト必携のディバイスです。

この度べーシスト西本圭介氏が自身のブログにレビューをアップしましたのでご紹介致します!下の写真左から:西本圭介(B)、Ray Luzier(KoRn/Dr)、Toshi Hiketa(G)


<西本圭介プロフィール>
広島のライブハウス・オクトパスのオーナーであり、名古屋スクールオブミュージック専門学校の教務部長も務めるロックベーシスト。トシ・ヒケタ(デビットリーロス)、Kelly Simonz、島紀史などハイテクニック・ギタリスト御用達ベーシストとして活動。またレイ・ルジアー(KoRn)、グレンソーベル(アリスクーパー)ら海外ドラマーとのリズムセクションを数多くこなしている。