Tom Anderson 新年初入荷! Jan.2021
新年2021年のTom Anderson初入荷は合計4本。今回もトムアンダーソン特約店様が厳選したカスタム仕様で、Tom Anderson Guitarの魅力を余すことなく盛り込んだ渾身の力作揃いです。近日中に納入店様で展示されると思いますのでご注目下さい。では各モデルをご紹介いたします。
ギタープラネット様カスタムオーダー品
TOP T, Blue WakeSurf (3.26kg)
トムならではの透き通った海を思い起こさせる目のさめるようなBlue WakeSurfフィニッシュ、Quilt Mapleトップ+BasswoodボディはトムのTスタイルボディ、「TOP T」。ダブルカッタウェイと比べやや中低域〜低域の存在感があるトーンが特徴です。
ピックアップはミッドレンジの押し出しが強いHシリーズとSAシリーズのHSHピックアップ仕様。スイッチングは豊富なトーンバリエーションが可能となるトムアンダーソン定番の「Switcheroo・スイッチルー」システムを搭載しています。気になるギタリストの方は、ぜひ納入店でチェックされることをお勧めいたします。
ギタープラネット様カスタムオーダー品
DROP TOP CLASSIC, Deep Bora Bora Blue (3.34kg)
Bora Bora Blueの定番モデルと言えばThe CLASSICにSwamp Ashボディですが、最近はこのDrop Ttop Classicバージョンでも同カラー、同仕様が見られるようになって来ました。The CLASSIC/Swamp Ashボディの中域〜低域のずっしりした特色のあるトーンに比べ、全域に渡ってバランス感が優れたトーンです。
スイッチングは豊富なトーンバリエーションが可能となるトムアンダーソン定番のSwitcheroo・スイッチルーシステムを搭載しています。サウンドの印象や評価はプレーヤーごとに変わりますので、気になるギタリストの方は、他のモデルと同様に、ぜひ納入店でチェックされることをお勧めいたします。
ギターズステーション様カスタムオーダー品
ARC ANGEL, Satin Super Natural Black Burst (3.10kg)
Satin・つや消し、Super Natural・限りなくナチュラル、Burst・バースト、と非常に長い名前のカラー名。肌触りのいいつや消しサテンフィニッシュであることも含め、欧米では意外にもそんなにレアなオプションではなく、Tom Anderrsonファクトリー内ではちょくちょく見るフィニッシュ。トップに使用のFlame Mapleはトムが自ら厳選して選んだ「5A」の最高レベルのもの。Black系のフィニッシュでこの銘木のFlameが多少見分けにくいこともありますが、「5A」クオリティは、拳を静かに握りしめ、気合を入れ… 良しこれだ!と言ったような感じです。(笑!)
まだ日本への入荷が少ないこの「ARC ANGEL」の最大の特徴は、24 3/4″のショートスケール+Neck & BodyがMahoganyであること。このスケールとマホガニーのコンビネーションがもたらすトーンは同じくマホガニー仕様のTスタイルCobraとSTスタイルの丁度中間的なねばりのあるトーン。アンプのボリュームを上げるごとに切れがあり、立ち上がったサウンドを得ることができます。まずはエフェクターなしのダイレクト接続でアンプのボリュームを上げまくって(お店の方 … できる範囲でご協力を)素のトーンとサウンドをチェックしてみてほしいモデルです。
G’CLUB渋谷店様カスタムオーダー品
DROP TOP, Natural Coral (3.32kg)
この数年、ニューカラーとニュースタイルのフィニッシュが続々と発表されていますが、今回のこのカラーも最新の作品。やりました!日本初入荷の「Natural Coral」です!Coralとは珊瑚のこと。日本では白っぽい色を連想されることが多いと思いますが、カラー名として英語翻訳ソフトでチェックすると「黄色がかった赤色」となっています。まさにそのイメージ通りですね。
このモデルは定番中の定番「DROP TOP CLASSIC」。独特のFlame MapleにAlderボディ。ネックはキルトオーブンにかけたCaramel Maple。その過程で強制的に水分を抜くとビンテージギターの経年変化したネックのようなルックスに。トムによると「雰囲気は出るが意外にも、通常のメイプルネックとは、ほとんどトーンの聞き分けができない。ただしネックの強度は増すとのことです。
ピックアップはレンジが広いハムシングルSFシリーズと、ブリッジPUには中域の押し出しが強いHシリーズのH2ハム。スイッチングは5-way+スプリッターMiniスイッチ。5-wayセンター時にToneプルでネックPUとブリッジPUのコンビネーションに。シンプルなルックスながら、かなり幅広いサウンドが可能です。
上記各モデルに興味のある方は、納入先の各店舗にお伺いください。
トムアンダーソンギター特約店が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がセミオーダーすることも可能です。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
(注-1)
日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、今回よりUSAでは標準的な呼び方を使用することにしました。ネック側のピックアップをフロントでなく「ネックPU」、ブリッジ側をリアPUでなく「ブリッジPU」と言う表現です。
(注-2)
スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、今回よりUSAでは標準的な呼び方を使用することにしました。24 3/4″スケールをショートスケールと表現させていただきます。