Tom Anderson 新着情報 – October 2023
Tom Anderson Guitar 10月の入荷は合計4本。DROP TOP, DROP TOP CLASSIC, The CLASSIC(2本)。今回の日本初入荷は、3つの新フィニッシュ→Metallic Galaxy Blue、Abalone to Deep Ocean Blue Burst、Mystic Teal。
G-Club渋谷店様カスタムオーダー品
The CLASSIC, Metallic Galaxy Blue (3.24kg)
光に反応して濃淡がはっきりと出るこのカラーは日本初入荷となる「Metallic Galaxy Blue」!1980年代のヘヴィメタル全盛の頃はよく見かけたタイプのフィニッシュです。指板には倍音成分が多くプロデュースされるBLACKHEARTがオプションで選択されています。Alder Body, Maple Neck, ナットはやや幅広の1 11/16″(42.86mm)。ピックアップは中域重視のTomの伝統的なハムシングルSAシリーズとHシリーズの組合せ。SAの出力1に対しHは2+。ネック側PUからブリッジPUに変わると20%前後の出力アップ。バッキングからリードポジションのボリュームバランスが直感的に最短で対応します。ピックアップセレクターは「Switcheroo」Switching Sytem 。各ピックアップの3-wayミニスイッチでOn/Off/Tap-coil(またはPararell、ボディバックキャビティ内で各PU毎に設定が可能)が選択ができ、使用するプレーヤーのお好みの設定をカスタマイズできます。
BIG BOSS京都店様カスタムオーダー品
DROP TOP, Deep Bora Bora Blue (3.46kg)
この写真のDROP TOPはFlame Maple TopにAlderボディが標準のボディ仕様。Quilt Maple TopやSwamp Ash Bodyなどはオプション仕様となります。Maple Neckにナットはやや幅広の1 11/16″(42.86mm)。ブリッジは精度と耐久性の高いSchaller製のロッキングトレモロ(Option)。ピックアップは中域重視のTomの伝統的なハムシングルSAシリーズとHシリーズの組合せ。SAの出力1に対しH2+は20%前後の出力アップ。ネック側PUからブリッジPUに変わると20%前後の出力アップ。バッキングからリードポジションのボリュームバランスが直感的に最短で対応します。ピックアップセレクターは「Switcheroo」Switching Sytem 。各ピックアップの3-wayミニスイッチでOn/Off/Tap-coil(またはPararell、ボディバックキャビティ内で各PU毎に設定が可能)が選択ができ、使用するプレーヤーのお好みの設定をカスタマイズできます。
島村楽器大宮店様カスタムオーダー品
DROP TOP CLASSIC, Abalone to Deep Ocean Blue Burst (3.28kg)
薄らと僅かにピンクがかったボディセンターフィニッシュのAbaloneにボディ外郭は深みのあるブルー系のDeep Ocean Blue Burst。こんな繊細で絶妙なカラーフィニッシュはまさにTom Andersonの真骨頂のセンス。前述のDROP TOPのピックガード付モデルがDROP TOP CLASSIC。ピックガードなしのDROP TOPはピックアップがボディに直付で中域が強調されたトーン。ピックガードありのこのDROP TOP CLASSICは他のSTスタイルと同じでよりクリーン系のトーン。外観だけでなくトーンのニュアンスも違います。搭載しているピックアップのSCシリーズハムシングルPU、HCシリーズハムは共にクリーンサウンドが特徴。コントロール系は長年の経験と多彩なアーティストの使用例なども含め下記のカスタムワイアリングとなっています。シンプルなルックスながらかなり幅広い組合せとバラエティに富んだトーンが可能です。
・Drop Top Classic, Abalone to Deep Ocean / 5-Way: 3 = M, N+B with Splitter / S-S-H
1, Neck
2, Neck + Middle
3, Middle or Neck + Bridge Single(Auto Split) *ToneポットPull
4, Middle + Bridge
5, Bridge (Mini Toggle切替でSplit or Full Hum)
島村楽器大宮店様カスタムオーダー品
The CLASSIC, Mystic Teal (3.16kg)
このモデルはTom AndersonのベーシックモデルThe CLASSIC。2017年のNAMMショーで見かけたこのMystic Tealフィニッシュは日本初入荷です。オーブン処理でいい感じに焼けたキャラメルメイプルにRosewood指板。ボディはオーソドックスなAlder材。全体重量が3.16kgとかなり軽めです。1970年代はとにかく重い重量のギターが音質面でも良いとされた歴史もありますが、世界的に軽めのギターを求めるプレーヤーが以前にも増しているのは事実です。ピックアップはクリーントーンのネック用標準アウトプットのHC1ハム、ブリッジ用PUは20%ほどの出力アップのHC2ハムを搭載。コントロール系はシンプルな5点レバースイッチとToneプルで下記のような多彩なトーンの設定が可能です。
・The Classic, Mystic Teal / 5-Way for 2 pickups: 3 = Series, Split / H-H
1, Neck
2, Neck Single
3, Neck + Bridge or Neck Single + Bridge Single *ToneポットPull
4, Bridge Single
5, Bridge
トムアンダーソンギター特約店様が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がご希望のカスタムスペックでオーダーすることも可能です。2023年10月現在、2025年春の納品予定でカスタムオーダーを受付けております。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。
・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
(注-1)日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、当ブログでは、USAで標準的な呼び方を採用しています。ネック側のピックアップを「ネックPU」、ブリッジ側を「ブリッジPU」と言う表現です。(注-2)スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、USAで標準的な呼び方となっている、24 3/4″スケールをショートスケールと表現させていただいています。