Tom Anderson 新着情報 – January 2023(追加あり)
Tom Anderson2023年の初入荷のモデルをご紹介します。
このご案内(1/16)後に公開OKが出たTOP T, Bora Bora Blueモデルを1/25に追加しました。
ESPクラフトハウス様カスタムオーダー品
TOP T, Bora Bora Blue (3.28kg)
鮮やかなBora Bora BlueのTEスタイルのこのモデルは「TOP T」です。スタンダードのボディトップはFlame Maple/ボディバックはAlderかEastern Basswoodですが、写真のモデルのボディバックはAlder、トップはオプションでキルトの3D感が半端ない5AのQuilt Top Maple!さすがTom Anderson氏の選ぶ5Aは凄い!スケールは25 1/2″ (647.7mm)、ナット幅は1 11/16″(42.86mm)。Tスタイルボディですが、このモデルはThe ClassicやDrop Topに良くみられるSスタイルのSSH、より精度が増したSchaller製のロッキングトレモロ、Switcheroo Switching System仕様。トムアンダーソンオリジナルのSwitcheroo/スイッチルーは個別のPUのHum/off/Single or Pararell設定が可能なだけでなくVolume近くにあるBlower Switch(ブローワースイッチ)で瞬時にブリッジPUのみに変換することができるため、ワンタッチでドラスティックな曲間の演出が可能となります。戦闘モードの“TOP T”。一度見てみたい、試したいという方もいると思いますが、このモデルは残念ながら渋谷のESPクラフトハウス様でモデル、スペックなどを全てカスタムオーダーをされたギタリスト様の手に渡ったようです。
ESPカスタムショップ様カスタムオーダー品
RAVEN CLASSIC, Tabacco Burst (2.98kg)
左右非対称のオフセットボディシェイプのこのモデルは「Raven Classic」。Tom AndersonでClassicという名称がつくモデルは全てピックガード付きモデル。ボディはSwamp Ash、Maple Neckはオーブンにかけ水分を抜きやや焦げ目があるようなChocolate Maple(経年変化に強くなりますが、思ったほど通常のメイプルとの音質の違いはないとのこと … Tom談)。指板材はEbodyのように固く耐久性に優れ楽器や家具にも使われるBlackheart。ピックアップはクリーンでフラットな特性のPHシリーズ。ネック側にスタンダード出力のPH-1、リアに出力がやや高めのPH-3。1V, 1Tに2Cutのミニスイッチが二つ。それぞれのピックアップのタップコイルスイッチです。納品先のESPカスタムショップ様で特注されたお客様のギターとなります。
G’Club渋谷店様カスタムオーダー品
GUARDIAN ANGEL, Arctic Blue Surf (3.28kg)
24フレット仕様のANGELのピックガード付モデルが「GUARDIAN ANGEL」。深みのあるブルーから浅瀬の明るいブルーに変化するイメージのArctic Blue Surf。25 1/2″スケール、ナット幅1 11/16″(42.86mm)。ピックアップはHSHでH1/SA1/H2+。リアPUはやや出力が高めで中域重視の音量バランスがとれた組合せ。スイッチ系は最近のスタンドードとなっている5-wayスイッチを基本に、センターポジションではNeckとBridge PUの組合せ+ミニトグルはコイルタップ。24フレット仕様の次の4モデルじわじわと増殖中です。ANGEL(ピックガードなし)、GUARDIAN ANGEL(ピックガード付)、ANGEL PLAYER(AlderやSwamp Ashのピックガードなし)、GUARDIAN ANGEL PLAYER(同、ピックガード付)。この「GUARDIAN ANGEL」はG’Club渋谷店様のカスタムオーダーモデルです。
トムアンダーソンギター特約店様が独自のノウハウとテイストでオーダーするカスタムモデ ルとは別に、お客様自身がご希望のカスタムスペックでオーダーすることも可能です。2023年1月現在、2023年10〜11月頃納品予定のカスタムオーダーを受付けております。詳しくは、Tom Anderson Japanサイトをご覧ください。
・リクエストの多いピックアップの製品案内はこちらから。
・最新情報はこちら:Tom Anderson Guitar U.S.A.サイト
(注-1)日本では通常フロントPU、リアPUと言われていますが、当ブログでは、USAで標準的な呼び方を採用しています。ネック側のピックアップを「ネックPU」、ブリッジ側を「ブリッジPU」と言う表現です。(注-2)スケールの呼び名について、通常日本ではGibsonに代表される24 3/4″のスケールをミディアムスケールと呼ぶのが一般的ですが、USAで標準的な呼び方となっている、24 3/4″スケールをショートスケールと表現させていただきます。