L.R.Baggs

L.R.Baggs - JES Collection

徹底的に追及したリアルな音質

1993年に日本総代理店となった初期のゴダンギターにはL.R.Baggs(エルアールバッグス)との共同開発モデルがありました。L.R.BaggsのLB6などが使用されその素晴らしいサウンドには非常に感心していました。これからはアコースティック・ギターのピックアップは単に音を増幅するだけでなく、リアルな音質が間違いなく主流となる予感がありました。私の熱意だけでなく、ゴダンギター社長のRobert Godin氏の後押しもあって、Lloyd Baggs氏と意気投合し1995年L.R.Baggs製品の日本総代理店となりました。

1990年代はUSAのO社や日本のT社などのピックアップ搭載モデルが全盛で、アコースティック・ギターに後からピックアップを取付けることは非常にめずらしいことでした。当初はサウンドの評価は高いもののなかなか販売がついて行かない状態でした。それでは、とにかくそのサウンドを聞いてもらおうとお店のギターに店頭サンプルとして置いてもらい、より多くの人に体感してもらうことが功を奏して、次第に評判となり現在の評価を頂くまでに成長しました。

その間も、業界初のデュアルピックアップのDual Source、革新的なTru-Micを装備したAnthem、ボディのサウンドも取り込む画期的なM1ピックアップや、それらのピックアップの性能を高めるプリアンプなどのアコースティック楽器用の製品を開発し続けています。

今後もLloyd Baggs氏とそのチームがどんな製品を企画開発して行くのか非常に楽しみです。

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